駐車場のフェンスにかかる修理代の目安はいくら?

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■フェンスの修理代はケースバイケース
駐車場のフェンスに限らず、隣家や道路との境界線に設置している塀の場合でも、修理にいくらかかるのかという点では、どんな素材の塀なのか、またどのような修理が必要になるのかという点が異なるため、かかる修理代もケースバイケースとなります。

 

例えば、塀の素材がアルミ製なのか木製なのかによって、かかる費用は材料費という部分でも大きく異なります。

 

もしもフェンスがブロック塀とアルミや鉄製のフェンスとの組み合わせによって作られているものだとしたら、それぞれの素材ごとに修理が必要になるだけでなく、風圧に対する補強工事も必要となります。

 

そのため、必要な修理や工程によって、必要となる修理代の金額も変わります。

 

修理にかかる費用の目安ですが、アルミ製の場合にはパネル1枚5,000円程度、支柱1本4,000円程度となります。

 

木製の場合だと、支柱は1本3,000円程度、パネルは塗装費も含めて1枚2,000円程度が目安となります。

 

ただし、修理の内容は現状をチェックした上で決定するため、もしも基礎部分が劣化している場合には基礎のやり直しとして数万円という単位で費用が上乗せとなりますし、フェンスに塗装を施す場合には、さらに塗装費用がパネル1枚あたり1,000円程度かかることになります。

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修理代は誰が負担するの?

フェンスの修理で誰がかかる費用を負担するかという点は、フェンスが誰の敷地に建てられているものかによって異なります。

 

例えば自宅の隣が駐車場で、境界線の所に塀が建てられているけれど、修理が必要だとしましょう。

 

自分の敷地と接しているからと言って、勝手に修理をするのは実はNGなのです。

 

まずは、そのフェンスが自宅側にあるのか、それとも駐車場側にあるのかという点を確認した上で、誰が修理費用を負担するべきなのかを明らかにしなければいけません。

 

その際にチェックしたいのは、フェンスの端に設置されている境界杭というものです。

 

これは、赤い色で視覚的に分かりやすく設置されているもので、塀が自宅側にあると記されていれば、その塀はあなたの所有ということになるため、かかる修理費用も自己負担となります。

 

一方、駐車場側に設置されていることが分かった場合には、残念ながらいくら気になってもあなたの独断で修理を依頼することはできません。

 

できる事といえば、駐車場の管理人に修理が必要だということをお知らせすることぐらいでしょう。

 

境界杭の中には、塀がちょうど自宅と駐車場の中間に位置しているとマーキングされていることがあります。

 

その場合には、駐車場の所有者と応相談ということで、修理にかかる費用も折半できる可能性は高くなります。

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