フェンス工事の前には近所に挨拶を！マナーを守ってトラブル回避

■フェンス工事でトラブルは起こりやすい？
フェンス工事に限らず、家のエクステリアに関する工事を業者に依頼したりDIYで行う場合には、ご近所と思わぬトラブルが起こりやすいものです。

お隣さんにとっては、ある日突然大きな騒音が聞こえてきたり、家が振動したり、粉塵が飛んでくるわけですから、決して気持ちが良いわけではないでしょう。

また、工事車両が出入りすることによって、家からの景観が損なわれたり、自分たちの駐車場が使えない、なんてことも起こるかもしれません。

工事に伴う作業や音・粉塵・振動ん被害は、残念ながら避けることは難しいものです。

しかし、事前にお隣さんへ挨拶をしておくかどうかによって、お互いのトラブルを未然に防ぐことができます。

これは近所付き合いのマナーでもあるので、面倒だなと思っても忘れずに行うようにしましょう。

自宅でフェンス工事を始める際には、フェンスを設置する境界線となる両隣だけでなく、道路向かいの家3軒にも挨拶をしておきましょう。

工事が始まる前日などではなく、できれば1週間ぐらい前にお知らせしておいた方が、ご近所にとっては気持ちが良いものです。

それに、前日の夜に行ったところで、その人が留守にしていたのでは、挨拶もできないまま工事が始まってしまうという事態になりかねません。

そうしたトラブルを避けるためにも、日数には余裕を持ちたいものです。

ご近所に工事の旨を伝える際には、大体どのぐらいの日数で終わるのかという点や、万が一問題があった場合の連絡先として、自宅の電話番号、そして施工業者の連絡先なども紙に書いて渡すのが親切です。

また、手ぶらではマナー違反だと思われてしまう可能性があるため、手土産としてお菓子とか洗剤などを持参するのもおすすめです。

手土産の金額はそれほど高い必要はないので、500円～1000円ぐらいの範囲で、受け取った相手が気軽に使える日常品がおすすめです。

フェンス工事の際には、工事が始まる1週間ぐらい前にまずあいさつに足を運び、迷惑をおかけします、と伝えておくことで、近所の人から工事の音がうるさいとい苦情を受けるリスクを減らすことができます。

また、工事が完成した時にも、ご迷惑をおかけしましたとあいさつに行った方が、マナー的には良いでしょう。

いつ工事が終わったのか分からないよりは、終わった時に終わりましたと伝えてもらったほうが、近所の人にとっては気持ちが良いものです。