玄米10kgを精米すると白米はどのくらいになる?
玄米を購入して、自宅精米している方はいませんか?
精米すると、かなりの糠が出ませんか?
この糠の量を見ると、玄米を精米するとかなりの量が減っているのではないかと思う人もいるかもしれません。
例えば、玄米10kg精米すると、白米はどのくらいの量になるのでしょうか?
玄米を精米すると少し量は減る
精米すると、糠の部分が取り除かれます。
このため、玄米を購入したときよりも、精米するとこの糠の分、内容量は減っていることになります。
しかし、実際に減っている量については、玄米内容量の1〜2割程度と言われています。
ですから、精米してもそれほど米の量が激減しているわけではありません。
10kg精米すると1〜2割程度減るわけですから、白米は8〜9kg程度になるのが一般的と言えます。
しかし、これは必ず10kgの玄米を精米するとこの量になるというわけではないです。
実は、お米の状態によって、同じ10kgでも減る量は多少変わってきてしまう場合があります。
例えば、米が乾燥しすぎている場合、割れてしまっている米粒があるかもしれません。
このような割れや欠けのある乾燥したを精米すると、10kgからさらに減ってしまう恐れもありますので注意しなければなりません。
ちなみに、最近、無洗米という米も販売されているでしょう。
米を研ぐ作業がなくなるので、一人暮らしとか夫婦共働きで、それほど料理に時間をかけられない人たちの間で人気です。
もし玄米から無洗米に10kg精米すると、従来の白米よりもさらに量が減ってしまうかもしれません。
大体30kgで白米は27kg程度です。
それが無洗米になると26kg、と白米よりもさらに1kg程度減ってしまうようです。
30kgで1kgという計算ですから、玄米10kgと仮定した場合、300〜400g白米よりも少なくなると思ったほうがいいでしょう。
ただし、10kgの場合、それほど気にする減り方でもないはずです。
スポンサーリンク玄米10kgと白米、どちらの方がお得
玄米10kg精米すると、糠の部分だけ白米は量が少し減ってしまいます。
このように言われると、玄米を購入するのは損で、白米10kgを買い求めたほうがいいのではないかと考える人もいるかもしれません。
しかし、玄米を購入すると、いろいろなメリットが期待できます。
まずは長期保存できる点です。
米も長期放置していると、どうしても品質が劣化してしまいます。
精米すると殻など保護するものがなくなってしまうので、どうしてもダメージを受けやすくなります。
一方、玄米であれば、冷暗所で保管すると長期的に保存できます。
一人暮らしでなかなか一度にたくさんのご飯を食べられないという人は、保存がきくという意味ではおすすめです。
それに、お米を炊く前に精米すれば、やはり鮮度がいいです。
つまり、おいしいご飯が炊けるわけです。
ご飯の味にこだわりたいと思っている人にもおすすめと言えます。
また、玄米は白米よりも安い値段で販売されていることが多いです。
お米代を少しでも抑制したいと思っている人にもおすすめです。
毎日自炊しているのであれば、お米代だけでもそれなりの金額になるでしょう。
家計のやりくりが大変で、お米をよく食べるという家庭であれば、玄米の購入を検討してみてもいいでしょう。
家庭用精米機を使っている家庭の場合、精米するとお米の量が変わってしまうので、きちんと炊き上がるのかと疑問に感じることもあるでしょう。
確かに、精米することで米ぬかの分だけ量は減りますが、きちんとメモリを合わせていれば、炊こうと思っている量になっているはずです。
この辺はメーカーによって若干対応が異なるところもあるようですので、心配であればマニュアルを確認したり、メーカーの方に問い合わせてみたりするといいでしょう。
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