無洗米用の計量カップと普通のものとの違い
計量カップと一口に言っても色々な種類があります。
これらの違いはどこにあるのでしょうか。
例えば、無洗米を炊くときに使いやすい計量カップがあります。
気を付けたい注意点も併せてお知らせします。
無洗米でも普通米と同様においしくごはんが炊けるようになります。
計量カップのいろいろ
お米の計量カップにもいろいろあります。
まず普通米専用の計量カップです。
1合180ccがすりきり1杯で計れるスタンダードなものです。
次に色々なものが計れるタイプの計量カップです。
200tまでが一度に計れるところが普通米専用のものとの違いです。
この2種類の計量カップには無洗米にも対応していて170ccの部分に無洗米用の表示があるものがあります。
無洗米と普通米のどちらも炊くことがあるご家庭で便利なカップです。
口の部分が円形の商品が多いですが、四角い形になっているものもあります。
口がフラットになっているので、量が少なくても最後まですくいやすくなっています。
他には、無洗米用に使えるだけではなく普通米、小麦粉、水まで計れる万能タイプもあります。
色々なものがたった1つで計れるので、いくつも用意する必要がありません。
これなら省スペースにもなります。
最後は無洗米用の計量カップです。
他との違いは、すりきり1杯で1合を計れることでしょう。
これは意外に大事なことなのです。
用途によって計量カップといっても色々な違いがあります。
スポンサーリンクデリケートな無洗米の分量と水分量
白米は1合が180ccなのに対して、無洗米は170ccです。
ただ、わずか10ccの違いしかない分量のお米を計るのは意外と難しいものです。
実際に計ってみると無洗米が微妙に斜めになったり均一にならなかったりして、スパッと1合を計ることができません。
炊飯器の釜には目盛りが書いてありますが、その下の方に合わせるか、上の方に合わせるかだけでもご飯の炊きあがりが変わってきます。
上に合わせると若干柔らかくなるので、ご家庭での好みに合わせて調節しているでしょう。
それくらい水加減とお米の量の関係はデリケートです。
ところが、専用カップならすりきり1カップを測れます。
無洗米でもピッタリな量のお米を計ることができるのです。
無洗米用と普通の計量カップとの違い
無洗米用の計量カップには2パターンあります。
1つ目は、普通米の計量カップよりも一まわり小さくなっているものです。
一合が白米より10CC分少ないためです。
普通米も計量できる兼用タイプと違い、すりきりで計ることができるので誤差が出にくい作りになっています。
もう1つは普通米と同じ大きさのカップに凹みがあるタイプです。
そのへこんだ部分が肌ヌカ分に当たります。
白米にある肌ヌカ分が思っているよりも多いことが分かります。
その違いが1目でわかるところがしゃれています。
無洗米を専用カップで計った時とそうでない場合との水加減の違い
炊飯器には無洗米用の水の目盛りがついていないものが多いでしょう。
普通米の計量カップで計って炊くと固くなり、おいしくなりません。
そんなときには無洗米用の計量カップを使いましょう。
無洗米用の計量カップでお米を計ったときには、炊飯器の水加減は普通米の時と同じにしてかまいません。
目盛り通り水を入れればいいので、とても簡単になっています。
けれども無洗米を普通米の計量カップで計ったときには、水を1合につき5〜10%多くしなければなりません。
なかには増やしているのに固く炊きあがるという方もいるようです。
そういった方は目分量で水を増やしている可能性があります。
必ず計って水を加えましょう。
お米1合の炊飯器の目盛りに対して大さじ1〜2杯多くするのが適当です。
無洗米用の計量カップを使うと利便性に大きな違いがでました。
ぜひ専用のものを使って炊きましょう。
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