叙勲祝賀会の出席者への御礼状の書き方
勲章を授与された人をお祝いする叙勲祝賀会を開催した後日、足を運んでくださった出席者の方々に御礼状を出すのがマナーとされています。
特に、こちらから依頼状を送って式典等に来てもらった場合には、必ず御礼状を書くようにしましょう。
ここでは、叙勲祝賀会の出席者へ送る御礼状の書き方について紹介します。
叙勲祝賀会で受章者の栄誉を分かち合う
叙勲祝賀会とは、これまで行ってきた功労が国に認められ、表彰された栄誉を皆で分かち合い、褒め称える為のイベントです。
春秋叙勲と言えば、毎年4月29日の昭和の日と11月3日の文化の日にテレビニュースを賑わす恒例行事となっています。
明治から続く伝統行事であり、近年は民間人に対しても積極的に授与されるようになっています。
そんな名誉の栄典授与の受章者が身内、親しい知り合いから出たとしたら、やはり盛大にお祝いをしようという動きになるのは自然の事と言えるでしょう。
叙勲祝賀会の種類
叙勲祝賀会のタイプは2種類あり、1つは叙勲を授与される本人が発起人となって開催するパターン、そして本人以外の複数人や団体が発起人となるパターンです。
後者の場合は感謝の集いという意味合いで会が開かれる事が多いようです。
スポンサーリンク叙勲祝賀会と感謝の集いを同時にするケースもあり、本人以外が開催する場合は比較的規模も大きくなり、招待する人数も多くなるのが一般的です。
御礼状の書き方のポイント
叙勲祝賀会に多くの方をご招待すれば、会もそれだけ盛り上がるというものです。
ですが忘れてはならないのは、祝賀会が終わったら、来ていただいた方々へ御礼状を送るという事です。
御礼状を送るタイミングは、式典後2〜3日内に送るのが理想とされています。
特に会社や団体が発起人となって開催した場合、会社としてのマナーが問われますので必ず送るように手配しましょう。
御礼状の書き方は、まず謹啓等の頭語ではじまり、時候の挨拶を一文入れてから、叙勲祝賀会出席についてのお礼を述べます。
後半は今後も努力を重ねていく事等を添えておきましょう。
最後に結びの挨拶で締めて、結語でくくります。
こうした書き方を自分で考えるのも良いですが、枚数が多い場合は印刷業者に依頼する方法もお勧めです。
叙勲祝賀会を開催する場合には、式典が終わった後に出席者の方に御礼状を送るのがマナーです。
書き方のポイントとしては、構成をきちんと考えて書き出す事です。
また送るタイミングは早い方が良い為、余裕を持って準備するようにしましょう。
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