履歴書に書く職務経歴を忘れた場合の対処法とは?

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これまで何かしらの職歴があれば、履歴書に職務経歴を記載しなければなりません。

 

しかし、あまりに昔の職務経歴だと忘れたことも出てくるかもしれません。

 

このような職務経歴を忘れた場合の履歴書の書き方にはコツがあります。

履歴書に適当な職務経歴を書くのはおすすめできない

「職務経歴で昔のことは忘れたから適当に書けばいいや」と思っているなら、その考え方は捨てたほうがいいです。

 

職務経歴を忘れたとしても、さすがに履歴書に嘘の職歴を書いて文書偽造で捕まるようなことはないです。

 

ただし、嘘が発覚した場合、会社から損害賠償を請求されるかもしれません。

 

例えば、求人情報で「○○経験者対象」と書かれていたとします。

 

本当は経験がないのに履歴書に「経験がある」と書いて、業務を任されたところへ損失を出した場合、損失額分を会社から賠償請求される可能性はあります。

嘘の職務経歴はバレるのか?

職務経歴を忘れたからといって適当なことを履歴書に書き、採用された後で会社にバレれば、解雇されても仕方ないでしょう。

 

ところで、そもそも履歴書に書かれた嘘がバレることがあるのでしょうか?

 

実はバレる可能性は高いです。

 

例えば入社する際、年金手帳を提出するように求められます。

 

年金手帳には社会保険の加入日や以前勤めていた会社に関する情報が記載されています。

 

適当なことを履歴書に書くと、ここで整合性が取れなくなるかもしれません。

 

そのほかには、雇用保険からバレる可能性もあります。

 

入社する際には、雇用保険被保険者証も提出するように言われます。

 

雇用保険に加入していることを証明する書類で、前職の会社名や退職日が記載されています。

 

ここで職歴に書かれていない情報が記載されていると、「どういうことか?」となるかもしれません。

 

また、上場企業の中には、調査会社を使うケースもあると言います。

 

そして、履歴書に書かれている職務経歴は本当かどうか確認します。

 

もしそこで嘘が発覚した場合、内定取り消しになってしまう恐れもあります。

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職務経歴を忘れた場合の確認方法

職務経歴を忘れた場合、適当に履歴書に書くのは適切ではないです。

 

忘れて思い出せない場合、自分の職歴を確認する方法はいくつかあります。

 

例えば、ハローワークで確認する方法があります。

 

所定の用紙に必要事項を記入して本人確認できる書類を提出すると、先ほど紹介した雇用保険の加入時期に関するデータを渡してくれます。

 

日本年金機構ではねんきんネットと呼ばれるWebサービスを提供しています。

 

このねんきんネットを利用すれば、どの保険に加入していたか、勤めていた会社名などが判明します。

 

Webサービスなので、年金事務所に行く必要はないです。

 

パソコンやスマホから簡単にアクセスできます。

 

ただ、利用登録する際に年金番号とメールアドレスが必要になるので準備しておきましょう。

 

もし、勤務先はわかるけれども、いつからいつまで勤務していたか、期間を忘れた場合には、当時の同僚に確認する方法があります。

 

同僚に「いつ頃まで働いていたか?」と質問すれば、うろ覚えだった記憶がよみがえってくるかもしれません。

 

また、勤務先が分かっているのであれば、その会社が現存していれば人事部に問い合わせる方法もあります。

 

人事部に確認すれば、その会社における雇用期間を確認できるかもしれません。

 

過去の銀行通帳を保管しているなら、ここから自分の職務経歴をたどる方法もあります。

 

給料は銀行振込という人がほとんどでしょう。

 

すると、通帳に会社名が明記されているはずです。

 

通帳がきちんと残っていれば、いつからいつまで給料が振り込まれていたか、勤務期間がいつからいつまでだったかもわかるでしょう。

 

このように、職歴を忘れたとしても、たどる方法はいろいろとあります。

 

履歴書に適当なことを書く前に、しっかり確認してみることです。

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