職務経歴に内職を記載しても問題ないのか?

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履歴書にはこれまでの職務経歴を書く欄があります。

 

また、書類選考する際に、職務経歴書の提出を求められることもあるでしょう。

 

正社員としての職歴については記載できるのは知っている方も多いでしょう。

 

しかし、内職を続けている場合、それを職務経歴としてカウントしていいのかで迷う人も少なからずいるようです。

内職は履歴書に記入できる

結論から言ってしまうと、内職を職務経歴として記載するのは可能です。

 

ただし、内職について、企業によってはマイナスイメージを持たれてしまう可能性のあることも頭に入れておかないといけません。

 

内職というと、自宅で簡単にできる作業と思っている人が一部いるからです。

 

このため、内職を長く続けていても、職務経歴としてプラスの評価にならない危険性があります。

 

内職がマイナスにとらえられてしまうのは、ほかにも理由があります。

 

在宅で働いていたのは、通勤を続けられないような、体調面に何か不安を抱えているのではないかと見られがちです。

 

もしくは、家族の手助けがないと仕事のできない人ではないかと見られる可能性もあります。

 

そうなると、急に欠勤や早退をされて、同僚に迷惑をかけるのではないかと懸念されてしまうわけです。

 

例えば、会社で勤務したことのある人が、職務経歴の中で「内職」の記載があると、いい意味でも悪い意味でも目立ってしまいます。

 

ほかの仕事内容と比較されることも多いです。

 

もし内職を職務経歴として記載する場合には、書き方を工夫するといいでしょう。

 

書き方を少し変えただけでも、見る人の印象がだいぶ変わってくることもあるからです。

 

ただし、今後は在宅ワークをしていたことがそれほどマイナスにならなくなるかもしれません。

 

働き方も変わりつつあります。

 

テレワークやリモートワークなど、在宅勤務で働くスタイルが一般企業にも広く浸透しました。

 

そう考えると、内職に対するマイナスイメージを払しょくできる可能性も高まっています。

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内職の職務経歴の書き方は工夫すべし

そのままダイレクトに「内職」と職務経歴欄に記載してしまうと、ネガティブなイメージを相手に抱かれるかもしれません。

 

その結果、採用の際に不利に働いてしまう恐れがあります。

 

そこで、職務経歴に内職の仕事を記載する場合には、少し工夫をしましょう。

 

内職をしていたのであれば、できるだけ具体的にその仕事内容を記載するといいでしょう。

 

例えば、在宅業務で多いのは、テストの答案の採点員です。

 

学習塾や予備校で模擬試験を行った際、その採点をアウトソーシングしているところも多いです。

 

もし採点員として仕事を続けてきたのであれば、「月に500枚担当」のように、どのくらいの仕事をこなしてきたか、数値を挙げて紹介するといいでしょう。

 

その他にも、パソコンを使った在宅勤務も近年では増加傾向です。

 

その中でも人気なのがデータ入力の作業です。

 

エクセルなどにデータを入力する仕事で、パソコンのキーボード操作ができれば誰でも勤務できるので人気です。

 

もしデータ入力業務を行っていたら、「1日あたり200件のデータ作成実績あり」と記載するといいです。

 

もしかすると、面接のときに、在宅勤務の職務経歴について面接官から質問されるかもしれません。

 

そのときには「どんなことに気をつけて仕事に取り組んできたか?」「作業の効率を高めるためにどのような工夫をしたか?」といった答えを用意すると、主体的に仕事をしてきたことのアピールになります。

 

また、今回募集されている職種と紐づけられないか考えてみましょう。

 

もし関連付けられるのであれば、その部分をアピールすると自己PRにもつながっていきます。

 

そして、自分が担当してきた在宅ワークは、ほかの仕事と比較して、同等かそれ以上の重要性を持っていたこともきちんと伝えたほうがいいです。

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