職務経歴書に記載すべきアルバイト先の資本金がわからない場合は?
職務経歴書には、今まで勤めてきた会社の従業員数や資本金など、詳しい情報を記載しなければならない場合もあります。
しかし、中には過去に勤務していたアルバイト先の資本金がよくわからないという場合もあるでしょう。
資本金についてわからなくても、いろいろと調べる方法はありますので、動揺する必要はないです。
職務経歴書にアルバイト経験を記載する場合も
職務経歴書には基本、正社員や契約社員、派遣社員として勤務してきた実績について記載することとなっています。
ですから、アルバイトについては、職務経歴書に記載する必要はないです。
ただ、中にはこれまでの勤務実績がアルバイトしかないという人もいるでしょう。
書かなければ職歴が何もないことになってしまいます。
無職だった人を採用するのは、会社として見ればリスキーです。
この場合、アルバイトもりっぱな職務経験となるので、職務経歴書に記載しても問題ありません。
ただ、どこでどんな仕事をしてきたか、具体的に職務経歴書に記載するといいでしょう。
そうすれば、あなたにどのような能力を持っているか、採用担当者も把握できます。
また、正社員としての職歴はあるけれども、離職して何らかの事情でしばらくアルバイトをしていたという人もいるでしょう。
もし3か月以上にわたってバイトを続けてきたのであれば、職務経歴書に記載したほうがいいです。
でないと、ブランクが長くなってしまって、問題ありと判断されかねないからです。
このように、職務経歴書にアルバイトの経験を記載すべきかどうかはケースバイケースで、判断が違ってきます。
スポンサーリンク資本金がわからない場合の対処法
職務経歴書を記載するにあたって、会社概要を作成する必要があるかもしれません。
会社概要とは、勤務先の事業内容や従業員数、上場の有無、売上高、資本金などです。
なぜ会社概要について記載しなければならないのか、それは応募者がどのような職場で勤務していたかを把握するためです。
同じ業界であれば、社名を書けばおおよその見当がつくかもしれません。
しかし、異業種であれば、どのような立場で応募者が仕事をしてきたか、社名だけではなかなかイメージできないでしょう。
そこで、会社に関する情報を詳しく書くように求められるわけです。
アルバイト先の場合、会社の資本金などよくわからないという人もいるでしょう。
アルバイト先の資本金ですが、もし上場企業であれば、会社のホームページのIR情報をチェックしてみることです。
そこに資本金に関する記述があるからです。非上場企業の場合、会社概要や採用のページにアクセスしてみましょう。
こちらに資本金の記載されている場合が多いです。
ただし、過去のアルバイト先が中小企業や零細企業だった場合、資本金が公開されていない可能性もあります。
その場合、会社の財務担当者に問い合わせてみる方法があります。
しかし、過去にアルバイトをしていた人に、会社の情報である資本金を教えてくれない場合もあるでしょう。
その時には法務局に行って、会社の謄本を取得する方法もあります。
誰でも謄本は取得できますが、取得手数料がかかってしまうので、その点は理解しておきましょう。
ただ、職務経歴書を記載するにあたって、会社の謄本まで取ってくる必要はまずないでしょう。
というのも、書類選考するにあたって、アルバイト先の資本金情報はそこまで重視されていないからです。
いろいろと手を尽くしてみたけれども資本金がどうしてもわからなかった場合には、「資本金:不明」と記載しても問題はないでしょう。
ほかの情報を記載しておけば、バイト先の企業がどのようなところか、おおよそ見当がつくからです。
できる限り、わかる範囲で、アルバイト先の情報を職務経歴書に記載するように心がけましょう。
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