ウツボカズラにおススメの用土の使い方

ウツボカズラを育てるのにおススメの用土ですが、初心者向けなのは「乾燥水苔」です。

乾燥水苔は通気が良く、弱酸性で保湿性があります。

これまでにウツボカズラを育てたことのある方は、配合用土を組み合わせる使い方がおススメです。

ブレンドしなければならない手間はありますけど、土の配合をいろいろ変えてウツボカズラを大きく育てる楽しみがあるでしょう。

ウツボカズラをはじめて育てる人におススメなのは、乾燥水苔です。

使い方として乾燥しているから水で戻す手間がありますけど、これひとつ購入するだけで手軽に使えます。

ウツボカズラはもともと熱帯の水苔のある環境で育つことから、乾燥水苔が適しています。

水苔は土より柔らかいため、根の弱いウツボカズラを傷つけずにすみます。

水苔は通気が良く、適度に水はけもしてくれます。

配合用土のようにブレンドする必要がないため使い方は簡単ですが、水苔は傷みやすいので悪くなったら植え替える必要があります。

この点が多少面倒です。

配合用土には鹿沼土や赤玉土、パーライトやピートモスなどの種類があり、分量を考えながらまぜて使います。

ブレンドする必要があるため、いろいろ混ぜてウツボカズラの育つ様子が見たい中級者以上の方におススメです。

配合に失敗するとウツボカズラが枯れてしまうこともありますから、初心者には使い方が難しいでしょう。

使い方に工夫が必要なものの、水苔ほど傷みやすくありませんから、植え替えの手間がないというメリットがあります。

用土を植え替えるのにおススメの時期ですが、ウツボカズラが弱るタイミングを見て植え替えるのがおススメです。

使い方としては完全に弱ってから植え替えても、枯れるか腐るかするだけですから、ウツボカズラの元気がなくなったときに植え替えましょう。

真夏の暑い時期は植え替えが難しいため、できるだけこの時期を避けて、涼しくなったら植え替えましょう。

水苔の使い方は1年に1度ぐらい、配合用土の場合は2～3年に1度程度の植え替えが目安になります。

ウツボカズラをはじめて育てる方は、乾燥水苔がおススメです。
ブレンドが必要な配合用土に比べると、使い方が簡単です。

植え替えるのが面倒だと思われる場合は、配合用土のほうが扱いやすいかもしれません。

どちらもホームセンターや園芸店で売られていますから、価格などを比較しながら使いやすいと思われるほうをお選びください。