ウツボカズラは腰水栽培しても大丈夫か
■ウツボカズラの栽培方法
食虫植物のウツボカズラはホームセンターでも手に入るようになり、初めて食虫植物を栽培する人におすすめです。
ウツボカズラは東南アジアの高温多湿地域に自生しているものです。
そのため、寒暖の差が激しい日本では少し栽培が難しいとも言われています。
しかし、食虫植物を栽培するのに便利なグッズもありますので、これらをうまく使えば問題はありません。
うまく育てればウツボカズラの特徴でもある捕虫袋がたくさん付きますので、愛着が湧いてくるでしょう。
基本的にウツボカズラは明るいところを好みます。
なるべく日当たりの良いところに置き、太陽の光を当ててあげましょう。
ただし、夏の直射日光は光が強すぎるので避けた方が良いでしょう。
直射日光に当てると葉が焼けてしまうので注意が必要です。
この植物はとても水を必要としますので、水を切らさないように気をつけます。
また、肥料もある程度は与えても良いですが、必要以上に肥料をあげると捕虫袋を付けなくなることがあるので、様子を見ながらあげるようにしましょう。
腰水栽培とは?ウツボカズラはこの方法で大丈夫か?
植物の栽培方法に、腰水栽培というのがあります。腰水というのは、植木鉢の受け皿に水を張り、そこへ鉢を置くことです。
受け皿は深さ2〜3pのものが良いでしょう。
この方法だと水切れの心配もありません。
スポンサーリンクウツボカズラは水分をたくさん必要としますので、腰水での栽培が向いています。
水切れで乾燥してしまうことを避けたい5月の中頃から10月くらいまではこの方法で水やりをします。
冬の寒い間はあまり水をやる必要はなく、土が乾いたら水やりをすればOKです。
寒い時でも腰水栽培をしていると、土が湿りすぎてしまいます。
そうなると冬を越せない可能性があります。
腰水栽培をする時の注意点
ウツボカズラを腰水栽培する時の注意点がいくつかあります。
まず、受け皿の水は毎日交換します。
夏の暑い時は水がすぐ温くなりますし、古くなってしまった水だと植物が病気になってしまう可能性があるからです。
水切れになることはありませんが、こまめに交換して清潔な水を与えるようにしましょう。
腰水をしている間は水やりをする必要はありませんが、受け皿の水の様子は常に観察するようにしましょう。
あまり手のかからない植物ですが、だからと言って何も世話をしなかったら枯れてしまったり、根腐れを起こしたりすることがあるので常に気を配っておくようにしましょう。
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