ウツボカズラの袋に水がないのは大丈夫なのか

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■ウツボカズラの特徴
何となく癒されるからと食虫植物を家で栽培する人が増えています。

 

食虫植物にはいくつか種類がありますが、中でもウツボカズラは他の植物にはない袋がついているのでそれがかわいいとか、見た目が変わっているので育ててみたいと購入する人が多いです。

 

ウツボカズラはもともと熱帯地方に生息している植物なので、高温多湿の環境で育ちます。

 

食虫植物は、他の植物との競争に負けて土に栄養がないとか厳しい環境のところで繁殖してきたものです。

 

厳しい環境で生きていくために虫を捕まえて栄養にするように進化してきたのです。

 

ウツボカズラの捕虫方法は、葉の真ん中あたりから壺のような袋を付けています。

 

その中には消化液が入っていて、袋の内側はツルツルと滑るようになっています。

 

虫が袋に落ちたら這い上がれないようになっています。

ウツボカズラを育てる時の注意点

この植物を家で育てるなら、日当たりの良い場所を選んで置くようにしましょう。

 

暖かい季節なら屋外でも大丈夫です。

 

ただし、熱帯地方の植物なので冬の寒さには弱いですから、気温が20度を下回るようになったら室内に置く方が良いでしょう。

 

また、初めて食虫植物を育てたという場合、どうしても温度や湿度の調節がうまくいかずに枯れてしまうことがあります。

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ウツボカズラの場合、捕虫袋が枯れてしまうとか、袋に水がなくなってしまうことがあります。

 

この場合、株そのものがダメになってしまったのかと心配になりますが、そんな時は葉っぱや茎を確認してみましょう。

 

水分を含んでいて硬く生き生きとしていたら大丈夫です。

 

秋の終わりごろになるとかなり気温も下がってきます。

 

そんな季節に捕虫袋の水がなくなって枯れることはよくあるのです。

 

枯れた捕虫袋は取ってしまっても大丈夫です。

 

冬を越して暖かくなってくるとまた新しい捕虫袋をつけます。

 

夏に捕虫袋が枯れてしまう場合は、温度が15℃以上になっているか、湿度が下がり過ぎていないかを確認してみましょう。

 

また、捕虫袋にむやみにハエなどの虫を入れるのも枯らす原因となります。

 

意図的に虫を袋に入れるとだんだんと弱ってしまい、枯れてしまいます。

 

もしも虫などのエサを与えているのであれば、すぐに止めましょう。

 

植物自体は光合成だけで十分生きていけます。

 

初めて栽培する場合はいろいろと心配することが出てきます。

 

気になるからと植物を触り過ぎたり、過剰に餌や肥料を与えることがかえってダメにしている可能性があるので、十分注意してください。

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