ミキサー車は雨の日は稼働しないのでしょうか

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ミキサー車の運転手は雨の日は仕事があるのか、作業できるのかという疑問を時々聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか。

雨の日とミキサー車の関係とは

生コンクリートは水とセメント、砂利などが混ざったものです。

 

そして工場で作られてからミキサー車が現場に到着し、流し込むまでを90分でやらなければなりません。

 

そもそもコンクリートが固まり始めるのがそれくらいからで、次第に水分が蒸発して成分が固まって行くことで強度を増して行くわけです。

 

けれど雨の日だとコンクリート打設しているところに水が入り込むわけで、せっかく工場で水分とセメント、砂利の分量の調節をして混ぜたコンクリートの品質が変わり、問題が生じる可能性もあります。

 

ただ、打設が始まる前だったり、打設が完了して少し経っていたり(すでに生コンを流し込み終えた後)した場合は、雨の影響はありません。

 

あまり乾燥しすぎてしまう場合は水で流すこともあるのでそういう意味でも問題がないのです。

雨の日はミキサー車は稼働しないのでしょうか

雨が多く降ればそもそも打設現場が中止になることもあるので、そういう意味では稼働しないこともあります。

 

特に梅雨時期や台風シーズンはそういう状況になりやすいと言えます。

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ただ、荒天以外なら多少雨の日でも現場がやると判断すればミキサー車は生コンを配送しますし、それなりの雨対策は各現場、各会社もしているのです。

 

建設現場も計画的に段取りが決まっているので、簡単に休むわけにもいかないという事情もあります。

 

そういう場合でも会社でミキサー車の仕事がなかったとしても、出社自体はすることが多く、それによってお給料が減るということもあまりないようです。

雨の日の翌日はミキサー車は大忙し!?

悪天候で打設が翌日にずれた場合、だいたい皆同じようなスケジュールになりがちです。

 

しかもどれも予定が押していることもあり、生コンの注文と運搬が集中しやすくなります。

 

ただ、ミキサー車は90分で届けるという時間制限や現場が夜遅くまでやらないため、ひたすら生コンとの時間との勝負という短期集中な仕事であり、作業が終わらずに残業になるといったようなことはほとんどありません。

 

つまり雨の日だと仕事が休みにある可能性もありますが、状況によってはあまり関係がないことと、雨の日の翌日は注文が集中するので、段取りよく迅速な運搬作業が求められるということです。

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