赤字部署のモチベーションが低いのはなぜか?どんな対処方法がある?

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赤字部署に配属された、もしくはその部署を監督するように任され、チームの人たちと話をするといろいろなことに気付きます。

 

特に、モチベーションがかなり低くて、いくら気持ちを盛り上げようとしても上がらない状態が見られるかもしれません。

 

こんな時にどんな対処方法を取ったら良いのでしょうか?

赤字部署のモチベーションが上がらない理由

まずは、どうして赤字部署でモチベーションが低いのかを知る必要があります。

 

それぞれの部署で原因は異なりますが、よくあるのは社員が頑張っても何も変わらないという諦めの気持ちを持っていることです。

 

一人が努力しても業績が伸びるわけでもない、何か提案しても改善されることはないと思い込み、もはや赤字部署から脱却をしようという努力を諦めてしまうのです。

 

もしくは、上司の管理能力や態度が悪かったということもありえます。

 

パワハラに近い問題が生じていて、社員がやる気を失っているかもしれません。

 

部下への評価がその時の気分で変わったり、人によってえこひいきが生じていたりしているケースもあります。

 

他にも、雇用が守られているという点も考えられます。

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特に努力をして業績を出さなくても、辞めさせられることも待遇を下げられることもないので、頑張らなくても問題ないと思ってしまうのです。

 

仕事そのものへの意欲がなくなり、ただ勤務時間が終わるのを待つだけとなってしまうことにつながります。

モチベーションを上げるためにできること

赤字部署から脱却するためには、業務効率を上げることも大事ですが、やはり社員のモチベーションが上がらないと意味がありません。

 

そのためには、一人一人のヒアリングをすることが大事です。

 

仕事そのものについてどう思っているのか、赤字部署であることについての意識などを確認します。

 

その上で、それぞれのスタッフ、そしてチーム全体の目標を掲げることができます。

 

いきなり大きな数字を出してもモチベーションが上がることはありませんので、すぐに達成可能な小さなことから始めます。

 

そして、具体的にそれぞれができることを示し、上司が率先して実行します。

 

少しでも努力が見られたり、目標に向かって改善がなされているのであれば、それをはっきりと評価して褒めてあげるというのもモチベーションアップに欠かせません。

 

最終的に赤字部署からの脱却に至るまでには、さらに時間がかかることが多いですが、まずはこうしたステップから始めてみることが大事です。

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