大手企業で試用期間にクビはあるのか?
一般的に会社に勤めるとなると、試用期間を経て正社員として働くのが一般的です。
しかし試用期間中にクビになる可能性はあるのか、大手企業でそのようなことはあるのかについてご紹介するので参考にしてみましょう。
大手企業でもクビはありえる!
大手企業というのは、認知度や経営状況が安定していることからも就職することができると安心だと思われがちです。
しかし大手企業であっても、試用期間中にクビになってしまう可能性というのはあります。
基本的には試用期間中であっても、解雇するにはそれ相応の理由がない限りはすることができません。
逆に、解雇するのにはっきりとした理由があればクビになってしまうこともありえるということです。
主に遅刻や早退が著しく多いケースや勤務態度が悪いケース、会社に提出した経歴に虚偽があったケースなどがそれ相応の理由にあてはまります。
この理由に当てはまることがあった場合はクビになってしまう可能性もあります。
会社側の対応
企業側がこの先も雇用を続けるか悩むケースの場合、すぐに何のアクションもなくクビにするということはありません。
まずは本人と会社側が話し合える場を設け、社員側が抱える問題についてのリスニングを行います。
スポンサーリンクそのリスニングから現状を改善するための対策等を立てていきます。
それに加えてこの話し合いの場では、問題になっている社員の行動をどれだけ本人が認めるかを確認する場としても重要な意味を持っています。
試用期間が延長されることも…
試用期間中にこの先も雇用を続けるか大手企業が悩む場合には、試用期間が延長されるケースもあります。
試用期間が延長できるのはいくつかの条件があるので、その条件を満たしている場合にのみ行われます。
この延長には、社員の問題を改善してもらう目的のほか本人から辞めてもらうことを促す目的としても利用されます。
会社側としてはなかなかクビには出来ないので本人の口から退職する意を口にさせることが重要になります。
会社側から「仕事をやめてほしい」という退職勧奨をすること自体は違法になることはありません。
そのため試用期間を延長して会社側から社員に退職勧奨をすることも少なくありません。
大手企業に就いても、社員側に問題があれば100%安心とは言えません。
クビにされたり会社を辞める流れを作らないためには、会社側に解雇する理由を与えないことが重要です。
特に試用期間中は企業側も見定めているので特に注意しましょう。
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