会計事務所宛は御中?様?

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記帳代行から相続税の相談まで、会計事務所に関わっていく機会が全くないというのはあまりないかと思います。

 

あまりないとは言え、回数が多いものでもありません。

 

書類をそろえて書類を送付する際、会計事務所宛は御中と記載するのか、それとも様と表記するのか説明していきたいと思います。

組織や団体に送付する場合は御中

法律事務所や会計事務所以外にも、学校や病院といった組織に送付する際も同じですが、一つの団体や組織に送付する物の宛名については「御中」となります。

 

会計事務所に直接書類の提出を求められた場合や、領収書や振り込み明細等の送付、そういった物の送付を求められ準備をしましたら、その会計事務所宛は「御中」と書きます。

 

この会計事務所宛は「御中」と書くのは前述したように担当者宛ではなく、団体宛に送付する際の書き方になります。

その組織に所属する担当宛の場合

では、団体宛では無く団体の担当者宛になる場合はどのように表記するのでしょうか。

 

先ほど「会計事務所宛は御中」と書きましたが、御中と様は併用しません。

 

その場合は団体名、組織名は省略せずに正式目名称を表記し、担当者名の下に「様」と書きます。

 

「株式会社 〇〇 経理部 山田 ××様」といった表記になります。

 

この場合、フルネームで表記するのがマナーとなります。

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役職を記載する場合は、敬称を重ね表記しないように気を付けましょう。

 

「山田 ×× 課長 様」といった書き方では二重敬語になってしまいます。

 

この場合は、氏名と役職名、または役職名と敬称といったどちらかの組み合わせで表記します。

企業経由で別企業に送る場合

結婚して別性になった家族が実家にもどり、その個人宛に荷物を送付する場合は「山田様方 鈴木〇〇様」というように表記します。

 

では企業の一室を間借りして経営している法人宛の場合はどのように表記するのでしょうか。

 

ここで使われるのが「気付」です。

 

間借りさせている企業名、送付したい企業名の順番で表記します。

 

よって、「株式会社 〇〇気付 株式会社××御中」というような表記の仕方になります。

 

また、宿泊施設や病院等、その法人、団体に所属していない人に当てる場合は「〇〇病院気付 山田〇〇様」といった表記になります。

 

この時も会社名は略称などはつかわず、正式名称をしっかり表記します。

 

事務所や法人宛の送付物、会計事務所宛は御中と表記するのか否か、いざ送付するとなると迷ってしまう事が多いかと思います。

 

使う頻度が少なければ尚更です。

 

会計事務所宛に限らず、宛名で失礼にならないように気を付けましょう。

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