客先でコーヒーを出された…苦手な場合飲まないでもOKか？

営業などで得意先を訪問した場合、客先でコーヒーを出されることもままあるでしょう。

ここで問題になるのがコーヒーが苦手な場合です。

客先で飲み物を出された場合に飲まないのはマナー違反なのか微妙なので困ってしまうという人も多いようです。

ネットを見てみると、客先のコーヒーは「飲まないとだめ」や「飲まないのがマナー」といった正反対の意見がたくさん出ています。

このような意見を見てみると、ビジネスマナーとして確立されていないことがわかります。

ですから客先の飲み物は飲んでも飲まなくても、重大なマナー違反にはならないでしょう。

ただし先方はおもてなしという意味でわざわざ飲み物を出してくれているので、その厚意にあやかって飲めるのであれば飲んだ方がいいでしょう。

飲むタイミングがよくわからないという人も多いようです。

タイミングがわからなければ、相手の動きをチェックするといいでしょう。

相手にも飲み物は出されているはずなので、相手が飲んだ時に飲むと問題ありません。

また先方から「どうぞ」と勧められることもあるでしょうから、その時遠慮せずに飲むのもおすすめです。

客先でコーヒーを出された場合、もともと苦手な人は飲むこと自体が苦痛かもしれません。

その場合には飲まない、一口だけつけてそのままにしておくといいでしょう。

また客先でコーヒーが出てくる前に「ちょっとコーヒーは…」という感じで辞退するのもいいです。

この時「嫌いだから」というのではなく、「どうしても飲めない」という事情で辞退するのも一つの方法です。

「体質的に受け入れられなくて…」もしくは「貧血ぽくなってしまい迷惑をおかけするので…」などと言えば、先方も機嫌を害することはないでしょう。

飲み物は担当者が入れるものではなく、秘書や事務員です。

ですから訪問した際の挨拶の段階で女子社員に「飲めません」と伝えておきましょう。

そうすれば言われた人も合わせてくれるはずです。

客先で飲み物を提供されるとき、「何か飲み物は？」とこちらで選択できるケースも少なくありません。

その場合コーヒー以外の飲み物をお願いしましょう。

紅茶もしくはお茶のような定番の飲み物であれば、用意できないことはまず考えにくいです。

客先の飲み物を飲んだ方がいいのか迷うかもしれませんが、あまり気にしないほうがいいです。

苦手な飲み物が出れば、率直にそのように伝えればそこまで失礼ではありません。