客先とはどのような意味?反対語はあるの?

スポンサーリンク

ビジネス用語の中では日常生活ではあまり使わない言葉もあります。

 

そのような言葉を言われたり、自分が言おうとしたりするときに「これはどうなのか?」と思うこともあるでしょう。

 

例えば今回紹介する客先の意味も正確に把握してないと、おかしな使い方を知らず知らずのうちにしてしまう恐れもあります。

そもそも客先とはどのような意味か?

客先とは、顧客や得意先の事務所やオフィスのことを指します。

 

ビジネスの場面では「お客さんのところに出かけていて今この場にいない」状態を指します。

 

営業の社員で外廻りしていてオフィスにいないときに使われます。

 

その他には方便のニュアンスで用いられることもあります。

 

一例として「客先ですのでこちらから折り返し連絡させていただきます」といった感じで使用します。

 

例えば先方から「連絡先を教えてくれ」と言われたときなどに先に紹介したセリフで返します。

 

場合によってはすぐに折り返しできない場合もあるでしょう。

 

この場合も「客先ですので…」という言葉を用いるといいです。

 

このように答えることで「すぐには連絡は取れませんよ」というニュアンスを伝えられるわけです。

 

この場合、「外出しております」といってもいいのではないかと思うでしょう。

スポンサーリンク

別にそれでもかまわないという企業もあるかもしれません。

 

しかしビジネスマナーに厳しい会社であれば、NGと言われる可能性があります。

 

というのもただ外出しているというだけでは、私用で出かけているのではないかと思われる恐れがあるからです。

 

ただ客先という言葉は一般的には社内で使われることが多いようです。

 

社内である社員を探すときに「外出中である」という意味合いで用いられるのが一般的です。

 

取引先や顧客など社外の人間に対して使う言葉としては、相応しくありません。

 

社外の方に該当の社員が今いないと伝えたければ、別の表現を使ったほうが好ましいです。

 

例えば「○○はただいま席を外しておりますが」という風に答えるのが無難でしょう。

反対語はあるのか?

では客先の反対語としてどのようなものがあるのか、インターネットなどを調べてみましたがなかなか反対語として回答しているものはありませんでした。

 

しかし状況から考えると、在社が反対語になる可能性が高いでしょう。

 

在社とは会社に在籍しているという意味合いのほかに、「会社にいる」という意味合いも含まれているからです。

 

「得意先にいて自分の会社にいない」状況の反対語ですから、「会社にいる」という意味になるでしょう。

 

そう考えると在社が反対語として相応しいでしょう。

スポンサーリンク