プロパンガスとカセットコンロ、どっちがガス代を節約できる?

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■プロパンガスとカセットコンロの違いとは?
月々の光熱費を節約するためには、代替できるものがないかをチェックして、よりコストが安い方を使うという方法が効果的です。

 

主に料理で消費されるガス代は、都市ガス、プロパン、卓上コンロ、IHなどの代替手段があります。

 

しかし、システムを替えるには大がかりな工事が必要となることもありますので、より簡単に利用できるプロパンや卓上コンロを比較対象として考えるのが一番です。

 

プロパンガスとカセットコンロの違いの大きな点は、同じガスでも種類が違うということです。

 

プロパンはその名の通りプロパン、もしくはLPGと一般的に言われているガスのことです。

 

一方で卓上コンロの場合はブタンガスを使用しています。

 

どちらが効率がいいかということですが、実はこの二つのガスの燃料効率はほぼ同じで、50MJ/kgくらいの数値となっています。

 

そのため、どちらを使った方がお得になるかという比較では、燃焼効率ではなく価格で見ることになります。

価格で見るとプロパンガスの方が割安感がある

実際にどのくらいの価格で販売されているかを見ると、プロパンは1m3あたり600円というのが相場と言えます。

 

もちろんこれは自治体によってある程度の差がありますが、平均値を取るとこのくらいが相場と言えるでしょう。

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一方でカセットコンロのボンベは、250g入りで一缶単位で販売されています。

 

やはりどのブランドのものをどこで買うかによって違ってきますが、だいたい3本セットで250円から280円くらいで売られています。

 

この二つを燃焼効率、もしくは1円当たりの熱量で比較してみると、どちらがお得かが分かります。

 

プロパンガスの場合は、1円で0.18MJ程度の燃焼効率となります。

 

一方でカセットボンベの場合は、1円あたり0.14MJくらいとなります。

 

この二つを比較すると、プロパンの方が2割程度燃焼効率が高いことになります。

 

こうしてみるとプロパンの方が節約できるということになります。

 

といってもこれはガスの価格だけですので、初期投資費用は含まれていません。

 

プロパンを導入するためには、ガスレンジや配管などの費用がかかりますが、カセットコンロの方は数千円の卓上コンロを買うだけで済みます。

 

初期投資も含めてしまうとどちらがお得かというのは微妙な話になってしまいますが、少なくともどちらのガスを使用するかという単純な燃料費だけであれば、プロパンの方が節約できるという結論になります。

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