接待の案内状、手渡しにおける、注意点

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インターネットが普及しようと、特別な招待状、案内状はまだまだ封筒に入れて紙ベースというのは少なくありません。

 

既に案内状は作成済み、あとは相手に送るのみ、郵送では無く、手渡しの場合のマナーとは何でしょうか?

 

今回は接待の案内状の手渡しの注意点についてお伝えしていきたいと思います。

実はメリット大な手渡し

招待状や案内状を上司、恩師に渡す際の最大級の礼儀が実は手渡しであるとされています。

 

接待も当然例外ではありません。

 

せっかく一番礼儀正しいとされている方法を取るのですから、しっかりと注意点やマナーに気を付けて、接待に招待していきたいと思います。

宛名と封筒の注意点

先ずは案内状の入った封筒に関する注意点です。

 

封筒には宛名のみを記載し、住所は記載しません。

 

これは「最初から手渡しをする為につくりました」という意思表示の為と言われています。

 

住所を記載してしまうと、実は郵送するつもりであったという表現になってしまい、失礼な表現になります。

 

せっかく相手をもてなす為の接待なので、十分に気を付けたい所です。

 

そして案内状を入れる封筒にも注意点があります。

 

それは封筒には糊付けをしない事です。

 

手渡しの場合はその場で開封することが殆どですので、簡単にシールなどの方が見やすくなります。

 

糊付けをして封筒を閉じてしまうと開封する際に鋏やカッターといった道具が必要になってしまいますので、相手の方にも手間がかかってしまいます。

 

縁を切るという事で刃物は極力使わない、という意味もあります。

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相手の返信方法は相手が選べるように準備する

同封する返信用封筒や葉書には予め切手を貼っておきます。

 

自身は手渡しを行いますが、先方の方にはご自身の都合に合わせてどちらの方法も取れるようにしておきましょう。

 

相手の都合にあわせて、どちらでも大丈夫ですよ、といった意思表示になりますので、好印象を持たれます。

案内状を渡すタイミング

最後の注意点は実際に案内状を相手に渡すタイミングです。

 

郵送でも手渡しでも3週間前までに相手の手元に届くようにするのが案内状を渡す上でのマナーです。

 

相手の方も仕事や私用の合間を縫って来て頂くのですから、調整しやすく余裕をもって送ります。

 

直近の案内では相手を急かしてしまいます。

 

相手の方をもてなす事が最大の目的である接待です。

 

気を遣わせてしまったり、予定を狂わせてしまっては、せっかく手渡しをするのに少し印象が落ちてしまいます。

 

先方の方も予定が組みやすい様に余裕をもってお渡ししましょう。

 

郵送や、メール、世の中が便利になればなるほど手渡しの機会は減ってしまいます。

 

案内状を渡す所から既に接待は始まっています。

 

最大の礼儀である手渡しのマナーをしっかりおさえて、相手の方を気持ちよくお迎えしてください。

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