ゴルフ接待での名刺交換に正しいタイミングとマナーはある!?

スポンサーリンク

ビジネスを拡大して成功へと導くために人脈を積極的に広げていくことは肝要です。

 

新たな出会いや交流を通してさらなるビジネスチャンスが開けることは珍しくありません。

 

ですから、ビジネスパーソンは新たな人脈形成につながるシチュエーションには目ざとくなければならないのです。

 

新たな顧客を獲得したり得意先との関係を深めたりするための機会として活用されるのがゴルフです。

 

ゴルフコースを回りながら何気ない会話からビジネスの話を楽しみ、そこから新たな繋がりや今後の仕事へとつながる情報が得られるわけです。

 

既にある程度の交流がある人たちとゴルフプレーを楽しむこともあれば、初対面の人と知り合うきっかけとなることも珍しくありません。

 

そのような場面では、自己紹介を兼ねて名刺交換が行なわれます。

 

ただし、このタイミングで行われる名刺交換について戸惑ってしまう人は少なくありません。

 

というのも、接待ゴルフでの名刺交換は、日常的なビジネスシーンとは大きく状況が異なるからです。

 

とはいえ、ゴルフ場であるかどうかに関わりなく、名刺交換の基本的なマナーは常に共通であるということを覚えておきましょう。

名刺交換の基本的マナーはゴルフ接待にも適用できる

取引先の関係者とゴルフをしていて初対面の相手と名刺交換をする場合のマナーは、基本的なビジネスマナーに通じるものがあります。

 

ですから、名刺交換の基本的マナーをしっかりと覚えておくことは役に立つでしょう。

 

名刺を差し出す順番に関しては、場面を問わず、目下の人が先に目上の人に差し出すのが基本マナーになります。

 

ビジネスシーンにおいて、目上と目下を決定する要素は「取引の関係性」です。

 

ビジネスにおいては常に、お金を支払う側が上で受け取る側が下です。

 

営業活動の中で名刺を交換するのであれば常に自分が目下になりますから、自分から相手に差し出すのがマナーとなります。

 

互いに取引がない関係性の場合は、「地位が高い人」および「訪問先」が常に目上となります。

 

実際に交換を行う際は立って行います。

 

座って待機している場面で交換が必要になったなら、マナーとしてすぐに立ち上がりましょう。

 

テーブル付きの椅子などに座っているときはテーブル越しに交換を行わないことを覚えておきましょう。

 

相手の正面に立ち、受け渡しがしやすい距離感を保って行います。

スポンサーリンク

相手へ差し出すときに注意すべきマナー

渡すときは自分の名刺を胸の高さの位置に持ちます。

 

続いて、社名と氏名を告げてから、軽くお辞儀をして渡しましょう。

 

渡すときは両手で持ちます。

 

目線は、手元でなく相手の目を見て笑顔で差し出すよう意識すると良いでしょう。

受け取るときのマナーとして覚えておきたいこと

相手から受け取るときは、「頂戴いたします」と一言添えて受け取るようにします。

 

その時、片手でつまむようにして受けるのでなく両手で、相手の社名ロゴや氏名に指がかからない仕方で受け取りましょう。

 

渡すときのマナーと同様、受け取ったら胸の高さに保持して情報を確認します。

 

相手の氏名を声に出して確認すると良いでしょう。

 

目上の人から先に名刺を差し出されたときは、「申し遅れました」とすぐに述べて自分のものを差し出します。

 

この時、相手が差し出した位置より低いところで自分の名刺を出すのがマナーです。

ゴルフ接待における名刺交換のタイミング

業務中の名刺交換であればタイミングについて迷うことはないでしょう。

 

一方、ゴルフを始めとする接待の機会では、どのタイミングで行えばよいかわかりにくいことがあります。

 

ゴルフの時に初対面のメンバーがいる場合は、プレー前に自己紹介を行いましょう。

 

ただし、通常このタイミングで名刺交換はしません。

 

というのも、相手がゴルフウェアに名刺入れを用意しているかどうかわからないからです。

 

それで、昼食の時やプレー後のリラックスタイムなどに行うのが賢明でしょう。

スポンサーリンク