名刺をプリントしたときのずれる原因と対処法
社会人としての必需品ともいえる名刺ですが、昔は印刷屋さんにお願いをして作成したものです。
最近では、自宅のパソコンとプリンターを使って印刷できるソフトも多く、名刺をプリントすることが手軽にできるようになりました。
業者に依頼すると、仕上がりはかなり良くなりますが、時間もそれなりにかかります。
時間に余裕があるときには、前もって名刺プリントをお願いしておくといいですが、費用の面を考えてもこうしたソフトを使って、自分で名刺がプリントできれば便利ではないでしょうか。
名刺をプリントするとずれるのはなぜ?
ただし、名刺のプリントを自分で行う場合、問題になるのが、なぜかずれることです。
パソコンの画面の中では、うまく完成して、さあこれでプリントすれば出来上がりなのですが、実際に印刷をすると自分の考えていたレイアウトになっていないことや用紙がずれることがあるのです。
せっかくうまくできたと思ったのになぜ?とショックを受ける人も多いことでしょう。
そこでここでは、名刺をプリントしてずれる原因とその対処方法についてお話ししましょう。
用紙のサイズや倍率があっていない
名刺をプリントする際には、用紙のサイズが違うということは少ないのですが、プリンターの設定やプリンターのプロパティの設定があっていないと、いくら画面上で納得のいく名刺が出来上がっても、プリントの際にずれる可能性が高くなります。
よくある間違いの一つに、フチなし印刷の指定をしてしまうと、文字自体が拡大されてずれる原因になります。
印刷ソフトには、プリントに関する設定方法などが記載されていますから、しっかりと確認しましょう。
スポンサーリンク印刷ソフトと使っているパソコンの動作環境があっていない
名刺に限ったことではありませんが、プリントをするソフトというのは、使うパソコンとの動作環境があっていることが重要です。
どんなに性能の高いソフトを使っても、それがパソコンの動作環境にマッチしなければ、正常に作動するとは限りません。
プレビューの段階ではずれていないのに、プリントをするとずれるというのは、その可能性が高いです。
余白や用紙サイズの設定がうまくできない場合にも、動作環境を確認することをおすすめします。
用紙のデザインが余白を考慮していない
名刺プリントで大切なのは、用紙に対しての余裕を持った余白の設定です。
小さな用紙になると、ちょっとしたずれがかなり気になってしまうものですから、名刺のように、自分のプチ証明書代わりになるものは、余白を持たせることがポイントといえます。
プリンターの調子によっても、印刷がずれるということはよくありますし、気象条件によっても違いが出ることもあります。
ちょっとした変化にも対応できるように、余白を持たせたデザインにしておくと安心です。
ソフトの品番と用紙があっていない
名刺をプリントするときに、用紙はサイズのみを重視しがちですが、実は品番も確認しておく必要があります。
同じサイズなら問題ないのでは?と思うかもしれませんが、見た目に変わりはなくても、余白などに微妙な違いがあり、ずれる原因になるのです。
品番に関しては、見ていない人も多いので、ソフトを導入するときに、用紙とソフト上の品番を一致させておきましょう。
ほかにも用紙の厚みや、手差しでプリントをする場合など、ずれる原因はあるかもしれません。
最初からうまくいくというのは難しいかもしれませんが、最近のソフトはわかりやすく説明してくれているので、まずは説明書に沿って作成してみるといいでしょう。
また、メーカーごとに質問を受け付けてくれているので、自分では解決しない!と思うことがあれば、問い合わせるのも一つの方法です。
スポンサーリンク