やる、与えるの尊敬語と使い方

やる、与えるの尊敬語はどのような言い方でしょうか。

そして、その使い方を例を示しながら紹介します。

ビジネスシーンや日常生活で活用してください。

今までわかっているようでわかっていなかったことが解決できます。

まずはやるという言葉の尊敬語表現です。

尊敬語は敬語の中の一つで、話題になっている人の行動に話し手が敬意を表します。

やるの尊敬語の場合は「される」、「なさる」があります。

その他に、「おやりになる」もそうです。

よく使う表現なので覚えておきましょう。

次は与えるという言葉の尊敬語です。

ビジネスシーンの他に日常生活でもよく使うので覚えておきたい表現です。

「お与えになる」、「与えられる」の他に「くださる」もあります。

注意したいのはれる、「られる」は受け身や可能の「れる」、「られる」の使い方と間違えやすいことです。

よく確認して間違えないように気を付けましょう。

「やる」という言葉の尊敬語は自己紹介の質問での使い方があります。

たとえば、初対面の上司との自己紹介の際に上司が趣味はスポーツと言ったとしましょう。

上司と共通の話題が欲しいあなたが、自分の好きなサッカーを上司がやるかどうか聞くときに、「サッカーをおやりですか」という使い方ができます。

「与える」という言葉の場面別の尊敬語の使い方ですが、「くださる」を使った方が感じが良く一般的です。

なぜならば、「与える」という言葉が入っていると目線があまりにも上に感じます。

ビジネスシーンでも日常生活でも、「くださる」という言葉を使う場合が多いです。

たとえば、子供の学校の先生から手紙をもらったとします。

その返事を書く際に、「先生がくださった手紙を読みました」というように使えるでしょう。

では上記の表現を使った例文を考えてみます。

ビジネスシーンや日常生活での参考になさってください。

まずは「やる」という言葉の使い方がわかる例文です。

「貴社の新商品の宣伝はいつからなさるのでしょうか」という文ができます。

また、「A社長は明日、箱根でゴルフをおやりになるそうです」という文もできるでしょう。

次は「与える」という言葉を使った例文があります。

「進学塾のB先生は私の子供に特別な宿題をくださいました。」

「仕事の意欲をなくして行き詰ったCさんは、社長がくださったプレゼントが余程うれしかったようです。」

このようにいろいろと活用できます。

「やる」の尊敬語は「される」、「なさる」の他に「おやりになる」という表現です。

「与える」は「お与えになる」、「与えられる」の他に「くださると」いう表現になります。

例文を参考になさって、それぞれのシチュエーションに合う会話でうまく使いましょう。

ビジネスシーンでも日常生活でも使える言葉です。