受け身、尊敬語を表現したそれぞれの例文

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受け身と尊敬語の表現は言い回しが似ているので混同しやすいです。

 

今回は例文を使ってその違いを示します。

 

受け身と尊敬語の違いに迷ったことのある方は参考になさってください。

 

この機会に今までの疑問を解決しましょう。

受け身表現の意味は?

受け身は自分ではなく、他から動作を受けたことを表現しています。

 

受動態という言い方もあるのです。

 

受け身の意味を表す助動詞は「れる」、「られる」です。

 

ここが尊敬語と同じなので間違えやすいのでしょう。

 

主語を使わないで表すことが多いです。

 

ここが見分けるポイントになります。

 

その他、「〜に」という言葉が良く使われます。

 

たとえば、「誰からも信頼されるAさん」という感じです。

尊敬語表現にも意味がある

尊敬語は動作をする人を敬う気持ちを表した敬語表現です。

 

たとえば、「いらっしゃる」、「おっしゃる」といった使い方をします。

 

尊敬語は動詞だけでなく体言もあります。

 

たとえば、「先生や君の他にあなたです。」

 

そして接頭語や接尾語もあります。

 

「お」、「ご」の他に「様」や「君」などです。

 

さらに「召し上がる」のように尊敬の意味のある尊敬動詞もあります。

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受け身の例文

では受け身の例文をご紹介しましょう。

 

ビジネスシーンや普段の生活でもよくあることを集めてみました。

 

また、主語が人ではなく物の場合もあります。

 

たとえば、会社での出来事です。

 

「私は上司に叱られました」

 

という言い方や、

 

「彼女は先輩女子社員に褒められました」

 

という使い方ができます。

 

日常生活の例文もご紹介しましょう。

 

「彼の提案は町内の多くの人に支持されています」

 

という使い方ができます。

 

次に物や出来事が主語の受け身の例文です。

 

「あの家は200年前に建てられました。」

 

このようにいろいろな例文が挙げられます。

 

他にもいろいろな例文が考えられますので、上記に挙げた例文を参考に考えてみてはいかがでしょうか。

尊敬語の例文

尊敬語を例文で見てみましょう。

 

ビジネスシーンや日常生活でありがちなことで考えてみました。

 

たとえば、ビジネスシーンでの使い方です。

 

「社長は彼をずっと信頼されていました。」

 

「明日の午後、支店長はいらっしゃる予定です。」

 

「取引先のC社長はわが社のプランを支持されました。」

 

などと使えます。

 

日常生活での使い方もご紹介しましょう。

 

「先生は明日の朝、いらっしゃるそうです。」

 

「あなたは来月、留学生にお会いになります。」

 

「英会話のB先生は毎週水曜日の夜、個人レッスンをされます。」という使い方ができます。

 

受け身は「〜に」という言葉が入り、「〜された」という意味になります。

 

尊敬語は「召し上がる」、「いらっしゃる」という独特の言い回しがあるのです。

 

ここに挙げた例文を参考にして、それぞれの使い方や意味を考えて見分けましょう。

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