来るの尊敬語は何?古語的表現の使い方に注意!

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尊敬語の中でも特に間違われやすい単語として知られている「来る」ですが、使い方を間違えると失礼になることもありますので気を付けましょう。

 

来るという単語の正しい使い方や古語としての使われ方を何パターンかご紹介します。

来るの尊敬語はお出でになる

来るの尊敬語の一つが「お出でになる」です。

 

「先生がお出で」になりましたというような使い方になりますので、丁寧な言葉の中でも特に尊敬に値する方や古語の言い方が好きそうな方に対して何を使えば良いか悩んだ時にはこちらが良いでしょう。

 

ただし、「お出でになる」は来るの中でも少し古語のような言い方でもありますので、相手によってはお見えになるなど別の使い方の方が親しまれやすいこともあります。

 

来るは尊敬語としてこのように何パターンか使い方がありますので、相手がどんな方なのかに合わせても何と言えば良いか考えましょう。

お越しになる、いらっしゃるも正しい

尊敬語の中でも古語的な意味合いが少なく、最もポピュラーな言い方が「お越しになる」、「いらっしゃる」という使い方です。

 

こちらは相手がどのような人でも使いやすい言い方ですので覚えておくと良いでしょう。

 

例えばお客様が来た時に「お客様がいらっしゃいました」というように使ったり、お見送りする際に「またお越し下さい」というような言い方などであればどんな相手でも失礼がありません。

 

古語的表現でもありませんので、相手と何の関係性があるのかなど考えずに使いやすい言い方でしょう。

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古語的表現な参るに注意!

来るの尊敬語として勘違いをされやすいのが謙譲語の「参る」です。

 

丁寧な言葉である事に違いはありませんが、少し意味合いが変わりますので気を付けましょう。

 

古語的な表現方法で勘違いをされやすいのですが、「参る」は到着する場所を尊い所として使う言葉ですので、自分の会社にお客様が参られましたというような使い方は間違いになります。

 

「参る」を使う場合は「後日御社に参ります」というような使い方をしますので、知らず知らずのうちに自分のことを上げてしまうような言葉を使わないように注意が必要です。

 

古語的な言葉はどうしても勘違いが生まれる事が多い為、使う際にはよく頭の中で反復してから使うようにしましょう。

 

「来る」の尊敬語は他の言葉に比べると、何かと古語的な使い方も多く、尊敬語なのか謙譲語なのか混乱しやすい単語です。

 

何を使えば良いか悩んだ時には、「いらっしゃる」や「お越し下さい」というような古語的な使い方ではなく、何かと応用が聞きやすい方法を用いると安心でしょう。

 

「来る」の尊敬語なのか謙譲語なのか何を使えば考えずに感覚で使った結果失礼な言葉になることもありますので十分注意が必要です。

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