描くと書くの尊敬語の使い方と何が違うのか紹介

「描く」や「書く」という言葉を尊敬語にすると何になるのか言葉の使い方で悩んでいる方も少なく無いかと思います。

「描く」や「書く」は尊敬語にするとこのような使い方になりますので、使い方を如何すれば良いか悩んだ時にはこちらを参考にすると良いでしょう。

描くの尊敬語は「お～になる」という形を使いますので、尊敬語にするとお描きにになるがベストです。

尊敬語として使う場合は、「私の師が絵をお描きになる」というような使い方になり、謙譲語として使う場合は、「私が絵をお描きします」というように使いますのでどのタイミングで使うのかによって言い方を変えると良いでしょう。

書くの場合も描くと同様、尊敬語にすると「お～になる」という形を使いますので「お書きになる」という尊敬語が正解です。

こちらも描く同様に謙譲語ですと「お書きする」という形が使われますので、私が書くという場合は使い方を間違えないように気を付けましょう。

言葉を使う対象が何なのかによって使う方が変わります。

尊敬語にすると同じ使い方ですので、二つの違いが何なのかよく分からないという方も居るかもしれませんが、そもそもの意味が違います。

「描く」の場合は絵などに使われますが、「書く」の場合は文章など文字に対して使われる言葉ですので、尊敬語の使い方は合っていても漢字の使い方を間違えないように気を付けましょう。

また、「書く」の場合は「記す」というような使い方もされます。

こちらの場合は氏名を記すや感想を記すというように文章と同様に使いますので何となく近い言葉と思って問題ありません。

他にも文章の場合は「したためる」や「記載する」というように何パターンか書き方がありますので、その場のシーンに合わせて何が合うかどうかを考えると良いでしょう。

言葉を丁寧にしようとするあまり、色々と詰め込み過ぎて言葉の使い方が何だか変な事になる場合もありますので、過剰表現はしないように注意しましょう。

丁寧な言葉を使っていたつもりが失礼な言葉になっている事も少なくありません。

丁寧な言葉ほど意外とシンプルな物ですので、言葉を使う際には口に出す前に頭の中で整理整頓することが何よりも大切です。

「描く」と「書く」の尊敬語の使い方は基本的に同じですが、それぞれ使い道が異なりますのでそれぞれシーンに合わせて使い分ける事が大切です。

「描く」は絵の場合、「書く」は文章の場合に用いられますので、何が違うのか分からなくなった時には1度冷静になって考えましょう。