「行く」「来る」の尊敬語は何？使い方も覚えよう

「行く」「来る」といったよく使う言葉の尊敬語は何でしょうか。

また、その使い方はどのようなものがあるかも覚えておきたいものです。

わかりやすい使い方などをご紹介しますので、参考になさってください。

尊敬語は敬語の一種です。

話し手が聞き手か話題の中心になっている第三者に敬意を払って言い表す言葉の表現を言います。

その場合、「おっしゃる」「いらっしゃる」「召し上がる」のように特定の言葉にする使い方もありますし、「ご主人」「奥様」のように「お」や「御」という接辞を敬意を表す人物に関して付けることもあります。

また、「れる、くれる、給う」のように助動詞や補助動詞といっしょに合わせる使い方もあります。

尊敬語は会社の上司や先輩などの目上の人に対して使います。

または学校の先生や習い事の先生に対しても使えるでしょう。

では、日常よく使う「行く」「来る」の尊敬語は何でしょうか。

ここで、覚えておくと何かと便利です。

「行く」「来る」の尊敬語は「行かれる」「いらっしゃる」「おいでになる」等です。

因みに「行かれる」は「行く」の尊敬語ですが、「いらっしゃる」「おいでになる」は「行く」「来る」両方の尊敬語になります。

では、「行く」「来る」の尊敬語の使い方は何があるのか考えてみましょう。

こうした使い方を参考にして何気なく使いこなせるようにするとよいです。

まずは「行く」の使い方には何があるか見てみましょう。

たとえば「先生は来月、アメリカに行かれます。」「明日のミーティングには行かれますか。」というような使い方ができます。

また「行く」の他に「来る」も含めて考えると、たとえば「○○様は午前10時に我が家にいらっしゃいます。」「来週の講演会にはいらっしゃいますか。」という使い方があります。

その他にも「お客様はこれから店においでになります。」「週末はおいでになりますか。」という使い方もできるでしょう。

こういった使い方を何気ない調子で使えるようになるとビジネスシーンやプライベートのフォーマルシーンなどで役に立ちます。

「行く」「来る」の尊敬表現は「行かれる」「いらっしゃる」「おいでになる」です。

こうした言葉を使いこなせるようになるとビジネスシーンやフォーマルシーンでのコミュニケーションがスムーズになります。

何度も使って覚えてしまうと難なく使えるようになるでしょう。

この記事を参考にしていただければ幸いです。