本社と現場の対立がしばしば起こる…その対処法とは?

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大企業になると、本社と現場の対立が深刻化しているところも少なくありません。

 

なぜ本社と現場の対立が起きてしまうのか、これは組織のそれぞれの機能を理解していないからだと考えられます。

 

原因がつかめれば、どう対処するとコミュニケーションが円滑化できるかも見えてきます。

本社と現場の対立の原因

本社と現場の対立が起きるのは、簡単に言えば意見の齟齬です。

 

本社からしてみると「現場はこっちの苦労を理解しないでああだこうだという」という不満があるでしょう。

 

しかし一方で現場からすれば「本場はこちらの事情を全く理解していない」というフラストレーションがたまりがちです。

 

このような対立ですが、ほとんどの場合でどちらかが正しいという問題ではないです。

 

お互いの視点から見た場合、いずれも正しいのです。

 

なぜこのような対立が起きるのか、簡単に言えば組織の仕組みをお互いに理解できていないからです。

 

大きな組織になればなるほど、それぞれに役割があります。

 

自分だけでなく、ほかの役割を理解して、自分とどのような関係性にあるのかを理解すれば、お互いの立場も見えてきます。

 

そうすると「自分たちから見ると不満ばかりだけれども、向こうには向こうの事情があるのだな」と思えてきます。

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結果的にお互いが歩み寄って、妥協案を見出す方向に転換します。

 

自分の土俵でそれぞれに文句を言えば、対立が激化するだけで問題の解決にはつながりません。

アンケートをとって相互理解を深める

本社と現場の対立は、ちょっとしたことで改善する可能性もあります。

 

本社と現場の対立を解決した事例がネット上でいろいろと紹介されています。

 

その中にはアンケートをとったという事例もありました。

 

現場の人にアンケートをとることで、本社もどんな思いを抱いているのか初めて理解できたというところも多いです。

 

アンケートをとる際に重要なのは、無記名で収集することです。

 

記名制にしてしまうと「下手なことを言うと自分の立場が危うくなる」と警戒してしまいます。

 

無記名制でだれの意見かはっきりしない状況でアンケートをとったほうが、従業員の本音を引き出せます。

 

本音を知ることで、本部もどこをどう変えれば職場環境がよくなるのか、正しく理解できます。

 

現場のスタッフも「自分たちの言うことを聞いてもらえた」という満足感が得られます。

 

その結果、本部に協力的になってこれまでの対立が解消されるかもしれません。

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