【口割れとは】原因を知って配送事故を防ごう!

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口割れ(荷割れ)という言葉は、運送業界で使われる業界用語です。

 

運送業界以外の人にはあまり聞きなじみのない言葉かもしれません。

 

しかし、ドライバーなど、運送業に携わる人にとっては知っていて当たり前の言葉でもあります。

 

荷割れとはどんなときに使う言葉なのでしょうか?

業界用語を覚えよう!

どの業界でも「業界用語」や「専門用語」と言われる言葉があります。

 

現場ではよく使われますが、その業界以外ではあまり使われない用語です。

 

運送業界にも業界用語があります。

 

ドライバーや倉庫で作業する人、工場などで使われます。

 

運送業界に関わりがなければ知らなくても何の問題もありませんが、仕事としてやっていく場合は、知らないと業務に支障が出ることもあります。

 

運送業界に携わっていくと決めたら、業界用語はなるべく頭に入れておくと良いでしょう。

覚えておきたい!口割れ(荷割れ)とは?

口割れとは、同じ配達先に複数の荷物を発送した際に、何らかの理由によって、そのうちのいくつかが不足した状態で届いてしまうことを言います。

 

たとえば、親伝には3個口と記載されているのに、実際には2個しか届いていないというような場合です。

 

配送先や納品する荷物を間違えるなどといった誤配の一種です。

 

荷割れと言うこともあります。

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口割れを起こす原因とは?

業務上多くの荷物を扱う企業では、大口契約を結ぶことにより、1つの伝票で複数の荷物を送ることができます。

 

その際、親伝という複数の荷物全体にかかる大きい伝票を1つに貼り、それ以外の荷物に子伝という小さいシールなどを貼ります。

 

この子伝が見づらいために、口割れを起こすことがあります。

 

また、子伝が剥がれて配送先が分からなくなり、口割れを起こすこともあります。

 

このほか、同じ配送先に向かっていても、同じ便に載せることができず、時間差で届くこともあります。

 

何らかの理由で荷物を積み忘れ、複数個口がバラバラになってしまうこともあります。

配送で口割れを防ぐには?

口割れを起こした場合、運送約款では責任を負うのはミスを起こした方としています。

 

取引先が伝票を誤記入した場合は取引先が責任を負いますが、運送会社が配送する際に積み忘れや仕分けミスをした場合は運送会社が責任を負うこととなります。

 

口割れを防ぐには、複数個口の荷物をあらかじめ1つのボックスに入れておいたり、荷崩れを防ぐベルトなどでまとめておいたりするのが良いでしょう。

 

配送事故をできる限り防ぐよう心がけることも大切です。

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