配送希望日に必ず届くとは限らない?!

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「配達日時を指定したのに荷物が届かない!」とクレームを入れる前に、確認しておきたいことがあります。

 

注文した際、「指定」ではなく「希望」という表記がされていませんでしたか?

 

実は「配送日時指定」と「配送希望日」では違いがあります。

「日時指定」と「配送希望日」では違いがあるってどういうこと?

「配送希望日」とは、あくまで「希望日」なのです。

 

つまり、確実にその日に届くことを約束するものではないということです。

 

ネットショップで注文する際には、「指定」なのか「希望」なのか、表記をよく確認しましょう。

 

ネットショップ上の注意書きにも、その日に届くことを確約できないと書いてあることがあります。

 

「配送希望日」とは、ショップが「その日に届くように発送する努力をします」ということなのです。

 

配送希望日に届かないからといって、クレームを入れるようなことはやめましょう。

ショップ側でも曖昧なことがある

基本的には「日時指定」と「配送希望日」は区別して考えますが、ネットショップ側でもその区別が曖昧になっていたり、お知らせメール上で間違えた表記をしてしまったりすることもあります。

 

疑問に感じたら、問い合わせをして確認してみても良いでしょう。

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「配送日時指定」でも指定通り届かないことがある?注意点とは

「配送希望日」がその日に届くことを確約するものではないと述べましたが、実は「日時指定」でも、確実にその日時に届くとは限りません。

 

どういうこと?と不思議に思うことでしょう。

 

運送会社では、配送に関して「このような場合には責任を負いません」と定めた規約があります。

 

荷物自体に欠陥があった場合や自然の消耗、荷物の性質によって破損した場合など、荷物の状態に依存するものの場合です。

 

たとえば、氷を常温で送ったら溶けますし、生クリームを使ったお菓子や生ものを常温で送ったら腐ってしまいます。

 

それから、不可抗力による火災や予測できない交通障害、地震や津波といった災害で、通常の営業ができない場合です。

 

最近では豪雨による災害も増えていますし、配送が遅延した経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

他にも、破産や犯罪への関与などにより、法令等にもとづいて運送が差し止められたり第三者に引き渡しを迫られたりした場合や、配達員のストライキや職務怠慢なども責任を負わないとしているようです。

 

また、伝票の書き間違いなど、発送元や荷受先のミスが原因の場合も責任を負わないとしています。

 

日時指定通りに届くことが幸運だと思って待つくらいが良いのかもしれません。

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