フィルムカメラで撮った写真を現像したら何も写っていない!どうして?
スマホやデジカメで簡単に写真を撮り共有できるようになっていますが、やはりフィルムで撮る写真の魅力は別格です。
こうした楽しさに触れたいと、若者でもフィルムカメラにはまる人が増えています。
しかし、フィルムカメラの使い方を正しく覚えていないと、思わぬトラブルに遭遇することがあります。
その典型例が現像したら何も写っていないという悲惨なものです。
どうしてこうした事態が起こってしまうのか、どのように防げるのかを考えてみましょう。
フィルムカメラの現像をしたら何も写っていないよくある理由
初心者に多いフィルムカメラの失敗あるあるなのですが、まだフィルム巻き上げをしていない段階で裏ブタを開けてしまったのが原因で失敗してしまうことがあります。
つまり、フィルムが外に出ている状態でフタを開けたので、そこに光が入って感光してしまったのです。
そうなると、少なくても感光した部分は真っ黒になり、何も写っていない状態となります。
これは、フィルムを使い切ったから取り出そうと思って、巻き上げ作業を忘れて裏ブタを開けてしまうミスによって起こります。
スポンサーリンクもしくは、何かに拍子に開閉ボタンに触れたとか、ボタンが壊れたなどでいきなり開いてしまうということもあるでしょう。
裏ブタは決してフィルム巻き上げまで開けてはいけないということを覚えておきましょう。
フィルム取り付けに失敗した
フィルムカメラを使う時には、まずフィルムを少し伸ばして爪に引っかける必要があります。
しかし、フィルムは多少カールしているので、しっかりと引っかからずに、そのまま裏ブタを閉じて撮影、現像をしてしまうことがあります。
そうなると、フィルムが回っていきませんから、何も撮影していないのと同じことです。
当然、現像しても何も写っていないということになります。
こうしたことを避けるために、確実にフィルムの穴に爪がかかっていることを確認してからフタを閉めましょう。
カメラが壊れていることも
カメラ本体が原因のこともあります。
フィルムを送り込む爪が折れてしまって、フィルムを正しく出したり巻いたりすることができなくなっているのです。
もしくは、巻き上げのモーターが壊れて、フィルムが伸びたままになってしまうことも考えられます。
他にも、裏ブタが歪んで、光が漏れ入ってしまっているケースもありえます。
その場合はカメラ自体の修理しか選択肢はありませんので、メーカーや販売店に持ち込んで直してもらいましょう。
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