「焼き増し」を比喩的表現として使うとどんな意味になる?

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日本語には、言葉が持つ意味を活用して、例えのように使う比喩的表現が多くあります。

 

写真をコピーするという意味を持つ「焼き増し」にも、この比喩的表現はあるのでしょうか?

 

その場合、どんな比喩として使われて、どんな意味があるのでしょうか?

焼き増しの比喩的表現はレア

焼き増しという言葉は、オリジナルの写真ではなく、追加で複数の写真をプリントするという作業を意味する言葉です。

 

オリジナルのデジタル写真を複数枚プリントアウトするわけではなく、あくまでもオリジナルのフィルムやネガを使って、写真を追加現像するという作業が該当します。

 

焼き増しという言葉を比喩的に表現することは、可能でしょう。

 

しかし、多くの人が実際に使うような比喩的表現には、この言葉を含む表現はほぼありません。

 

ただし、比喩は定型文でなければいけないというルールがあるわけではなく、その人の言葉の使い方によっては、その場でオリジナルの比喩表現を作ることも可能です。

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そう考えると、比喩の定型文はなくても、これからシチュエーションによってはオリジナリティあふれる比喩表現を使っても問題ないと言えるでしょう。

どんな比喩表現になる?

焼き増しという言葉を使った比喩表現がどのようになるかについては、まずこの言葉の意味を正しく理解したうえで、どのように使われているのかを知ることから始めましょう。

 

写真の焼き増しという意味で使う場合には、「親からネガを借りてきて、写真を何枚か焼き増しした」とか、「この写真をあと3枚焼き増ししたい」といった使い方ができます。

 

いずれもすでにオリジナルの写真があり、それを追加現像して数を増やして複製するというニュアンスで使われます。

 

日常生活の中で焼き増しという言葉を用いた比喩表現をするなら、「コピーして」という意味で「この書類を2部ほど焼き増ししてもらえますか?」と使うことは可能かもしれません。

 

ただし、この言葉を知らない人だと、「え?何ですか?」となってしまうでしょうし、「焼き増しではなくてコピーですがよろしいですか?」なんて突っ込まれる可能性も大いにありそうです。

 

また、スマホのアプリで作ったコラージュなどをプリントアウトして友人に配りたいときには、「焼き増しは何枚ぐらい必要かしら?」と比喩表現しても意味は通じるでしょう。

 

この場合にも、「デジタル写真なら焼き増しは不要です」なんて訂正されてしまう可能性はあるものの、ジョークの一環として使うのなら、大いにアリかもしれません。

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