フィルムカメラの写真を現像するとぼやけるのはなぜ?

スポンサーリンク

昔ながらのマニュアルな操作で写真を撮る楽しみが得られ、デジタル画像にはない独特の発色で雰囲気を表現できるのがフィルムカメラの良さです。

 

しかし、実際に撮影してみるとすぐにきれいな写真が撮れるというわけではありません。

 

よくあるのが、現像してみると全体的にぼやける感じになってしまうというミスです。

 

どうしてこうしたミスが起こるのか、きれいな写真を撮るコツは何かをチェックしてみましょう。

写真を現像したらぼやける初歩的なミスの理由

写真がぼやける理由としては、撮影時の操作ミスが考えられます。

 

スマホやデジタルカメラの多くは、自動的にシャッタースピードや露出などを調整してくれて、焦点を合わせてくれます。

 

そのため、カメラマンは構図を決めたらシャッターを切るだけできれいにピントが合った写真を撮れます。

 

しかし、フィルムカメラは、こうした最新技術が搭載されていない、もしくはAF(オートフォーカス)という自動機能をオフにできます。

 

つまり、自分でピントを合わせていく必要があるわけです。

スポンサーリンク

しかし、慣れないとピント調整というのは意外に難しく、ファインダーではきれいに焦点が合っているように見えても、実は違うところにフォーカスしていることがあります。

 

これは、現像やカメラのせいではなく、カメラマンの技術の問題です。

 

そのため、同じ被写体をいろいろ設定を変えて撮影してみると良いでしょう。

 

こうして上手にピントを合わせた写真を撮れるようになります。

 

また、ぼやける現象をうまく利用して、味のある一枚を撮る技術も身に着けられるようになることでしょう。

フィルムカメラならではの問題

撮影技術以外にも、フィルムカメラならではの問題が行っていることも考えられます。

 

特に、現像に出すといつもぼやけるといった場合には、カメラ自体に問題があるかもしれません。

 

フィルムカメラは当然フィルムを使って撮影するのですが、正しくフィルムを装填し巻き戻さないと、正確な画像が撮影できません。

 

たとえば、カメラの裏ブタを開けてしまったり、フタ自体が壊れていて光が漏れてしまったりすると、フィルムが感光して色が定まらずぼやけるような感じになることがあります。

 

また、フィルムにも使用期限があります。

 

古いものや、かなり熱いところや日光に直接あたるところに放置しておいたなどで劣化したものを使うと、色が出づらくぼやけた感じになる恐れもあります。

スポンサーリンク