写真館とカメラ屋のプリントの違いは何?
写真館で撮影した写真をCD-Rで受け取り必要なときにプリントする場合、カメラ店のプリントサービスを利用した方が安価です。
では、写真館とカメラ店のどちらを利用するのがよいのでしょうか?
また、両者ではサービス内容に違いはあるのでしょうか?
写真館とカメラ店の違いとは?
撮影した写真は、専用のDPE機材を使って現像します。
写真館でもカメラ店でも、現像機械の性能に大きな差はありません。
このため、基本的な仕上がりや耐用年数などに、違いはないのです。
では、どこに違いがあるのでしょうか。
大きく異なるのは、現像機械を操作するオペレーターの質です。
写真館は、写真のプロ集団ですから技術力の高いオペレーターが多く、美しく仕上げてくれます。
技術力のあるオペレーターは色味の補正が正確で、人の肌が美しく見えるように仕上げるなど、上手に調整や修正を行ってくれます。
一方、写真店はカメラやそれに付随する品物など、商品を販売するプロです。
写真撮影のプロではありません。
このため、現像が得意な人もいれば、不得意な人もいます。
例えば、パートの店員さんなど現像知識の乏しい人が、機械を操作するお店もあり得るのです。
プリントの良し悪しはオペレーターの技術次第
仕上がりの違いは、現像機を操作するオペレーターの技術に左右されます。
自分で撮影した写真をカメラ店にプリントしてもらったときに、イメージと違うと感じたことはありませんか?
これは、オペレーターがカメラマンの意図をうまく理解していないことや技術不足が原因です。
写真館の場合、カメラマンとオペレーターが違う人であってもカメラマンと密接にコミュニケーションが取れるので、撮影意図を正しく聞き取って最適な色味に調整できるのです。
さらに、技術力も高いですから、暗い部分を鮮明にするなど細かな修正を行い、プロならではの仕上げをしてくれるのでくっきりと美しく仕上がります。
手間暇がかかるので値段は高めですが、美しい仕上がりを求めるなら写真館での現像がおすすめです。
写真館に依頼するときの注意点
写真館での現像で注意したいのは、お店によっては現像を外注しているケースがあることです。
自分のお店に現像機器を持っていない写真館は、外注に出します。
この場合は、外注先の技術力に左右されます。
プリントの良し悪しの違いは、オペレーターの技術力です。
美しい仕上がりを求めるなら経験が豊富な写真館で、かつ自店で現像を行っているお店を選ぶことが大切です。
逆に、少々仕上がりが悪くても安価な方が良い場合は、カメラ店でのプリントがおすすめです。
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