リバーサルフィルムの現像はどのくらい時間がかかるの?
フィルムカメラでの撮影を楽しむのであれば覚えておきたいのが、フィルムの種類です。
ネガフィルムが一般的で、写真印刷をするのにも使いやすく気軽です。
ネガと異なるタイプとしては、リバーサルフィルムがあります。
発色が良いなどのメリットがありますが、あまり主流ではないので現像に時間がかかるといった注意点もあります。
実際にリバーサルフィルムの現像にはどのくらいの時間がかかるのか、どうして手間が求められるのかを確認しておきましょう。
リバーサルフィルムの現像にかかる時間
一般的なネガフィルムだと、早くて30分、通常で数時間くらいで現像できます。
少なくても即日対応というのが基本となっています。
もちろん、これは自前で処理ができる店舗に限りますが、原則としてはかなり早いものです。
一方のリバーサルフィルムは、ほとんどのお店で早くても2,3日、長いと2週間くらいかかります。
すぐに仕上がりを見たいというのがカメラ好きの心のうちですので、数日間待たないといけないのは、なんとももどかしいものです。
スポンサーリンクリバーサルフィルムの現像ができるところが少なくなっている
どうしてこんなに時間がかかるのかというと、そもそも現像処理できるところが少なくなっているからです。
処理自体は難しいものではありませんし、工程にそれほどの時間がかかるわけではありません。
しかし、ネガフィルムの現像は自前でしているものの、リバーサルフィルムはしていないというところが多いので、どうしても外注となってしまうのです。
受付をしてから対応してくれる現像所に郵送もしくは自分たちで届けて、処理が終わったら返送してもらうという時間がかかるわけです。
処理の時間というよりも、配送で数日かかってしまうというのが現状です。
リバーサルフィルムはもともと、ネガフィルムよりも需要が少ないフィルムのタイプです。
写真プリントをして楽しむというよりも、フィルム自体を見るものだからです。
圧倒的に美しい発色や表現性があるのですが、どうしてもその特性上、気軽に誰でも楽しむものではないので、本当に写真好きな人しか使いません。
それだけに、リバーサルフィルムに対応した現像処理ができる場所がそもそも少なく、デジカメの普及に伴ってさらに減少したのです。
そのため、自前で対応できる店舗はかなり少なく、ほとんどは外注に頼らざるを得ない状況です。
現像ができるまで待つのも、一つの楽しみだと思うようにして仕上がりをワクワクしながら待ちましょう。
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