人命救助の表彰を辞退しても大丈夫か

人命救助の表彰を受けることになっている人が、辞退しても大丈夫かどうか考えてみましょう。

さまざまな事情で表彰は辞退したいという場合も考えられます。

ただ、せっかくなのにもったいないという考え方もあるのは否めないです。

たとえば、たまたま居合わせた場所で心肺停止の人を見つけたため心臓マッサージをして助けた場合や、川でおぼれている子供を助けたという場合もあります。

また、何日も行方不明になった子供をみつけたなど人命救助をしたときは表彰されるものです。

それだけ素晴らしい功績だからでしょう。

けれども、人によっては辞退したいという場合があります。

理由は人それぞれですが、考えられる理由を挙げてみましょう。

たとえば、人前に出るのが苦手である、仕事上余り名前を出したくないということがあるかもしれません。

また、当たり前のことをやったのみで表彰されるのは、理に合わないという考えの人もいます。

せっかくの表彰なので、辞退するよりも代理人を立てるのもよい方法です。

細かい事情は説明しなくても良いのですが、やむを得ない事情ということは言っておきましょう。

代理人は友人や家族で大丈夫です。

その方があれこれ細かく事情を説明するよりもすっきりしますし、表彰する側の人も納得してくれます。

家族であれば、代理で出てくれた場合はお礼を言うのみでよいでしょうが、友人など他人であれば何かお礼をした方が良いです。

お金では大げさになるでしょうから、ちょっとしたお菓子かハンカチなどが良いでしょう。

人命救助以外で表彰されることを辞退するのも大丈夫かどうかというと、それも人それぞれの考え方があるので大丈夫でしょう。

有名な人でも賞を辞退する人は多いものです。

辞退する人は今後のことは大丈夫かどうかとは考えず、自らの気持ちで賞を受けるのを断っています。

たとえば、大変名誉な賞であるけれども、今後仕事を続けていくのに重みになってしまうという理由で断った人もいました。

このように、人それぞれの気持ちで辞退したいのであれば仕方ないことです。

たとえば人命救助で表彰となった場合、さまざまな事情があれば辞退しても大丈夫かどうかというと特に大丈夫です。

ただ、相手側が複雑な気持ちにならないようにやむを得ない事情のために表彰式に行かれないという理由で、代理人を立てて表彰状のみ頂くということもできます。