表彰を賜るは謙譲表現の言い方
表彰を賜るという言い方は謙譲表現です。
今回はこの言葉を使って、謙譲表現について考えてみます。
賜るの意味や使い方をご紹介して、例文も作ってみるので謙譲語の良い勉強になるでしょう。
謙譲表現を知りたい人は参考になさってください。
表彰を賜るは謙譲表現
表彰を賜るという言い方は謙譲表現になります。
なぜならば、賜るという言葉が謙譲語の表現の意味があるからです。
賜るは「たまわる」と読みます。
「もらう」の謙譲語なので、自分を低めて相手に敬意を表す場合に使う言葉です。
覚えておきたい表現でしょう。
賜るを使った例文をご紹介
では、賜るという言い方を使った例文を3つご紹介しましょう。
謙譲表現を理解してください。
主語の人を低めて対象の人を敬っている言い方です。
・私は卒業式でたくさんの来賓からお言葉を賜りました。
・○○様、この度は素敵なバラの花束を賜り誠にありがとうございます。
・私は社長からたくさんのお褒めのお言葉を賜りました。
表彰という言葉の意味
表彰を賜るという言葉の中にある「表彰」にも注目してみます。
意味をご紹介しましょう。
表彰は善い行いや功労、頑張って出した成果を公で明らかにすることです。
表に彰にするというその字の通りの意味になります。
スポンサーリンク因みに彰という字は、はっきりとわかるように表すという意味があるのです。
主な表彰の例は救助や献血といった善い行いもありますし、社会に尽くしたという功労もあります。
その他には文学や美術の作品や書道などのコンクールの上位入賞などがあるでしょう。
どこかで聞いたことがある言葉ではないでしょうか。
類語は褒章、グランプリ、顕彰などがあります。
反対語は懲戒や懲罰です。
表彰を使った他の謙譲表現の言い方
他にも謙譲表現の言い方を考えてみましょう。
今度は表彰を使った3つの例文で謙譲表現の例文を作ります。
・私の勤続10年を会社内で表彰されることについて、社長に感謝の気持ちを申し上げました。
・私は長年会社と両立して頑張ってきた甲斐があり、このたび絵画展で内閣総理大臣表彰を賜りました。
・バイオリンコンクールの入賞者の表彰式で、私は師事している先生に感謝の気持ちを申し上げました。
このように、表彰はいろいろな文に使えます。
この機会に理解しておいて下さい。
表彰を賜るという言い方は、賜るという言葉が謙譲表現になっています。
賜るは「もらう」の謙譲語の表現です。
自分を低めて相手を敬うという敬語の表現になります。
例文などで覚えておいてください。
目上の人と話すときなどに使えます。
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