お風呂一杯分の水道代は？節水＆節約でできること

できれば節約したい水道代、どこから手をつけるべきか、考える時もあります。

水道代の中の割合で一番高いのがお風呂です。

お風呂に入らないことは無理でも、意識次第で無駄を減らせる場所でもあります。

お風呂一杯分の水道代や効果的な節約方法について考えましょう。

お風呂の浴槽一杯分の水量は約200リットルです。

必要になる料金は、地域によって多少の差がありますが、おおむね54円～60円です。

1日でそれくらいなら大した金額じゃないと思うかもしれませんが、1ヶ月毎日入ると1620円～1800円です。

個人差はありますが、決して安くないと言えます。

また、支払いは2ヶ月に1度です。

毎回の支払い時、お風呂だけで3500円前後の水道代が発生していることになります。

かと言って「入らない」というわけにもいかないものですので、気になる人は上手な節約が求められる部分です。

浴槽の水道代がもったいない、シャワーなら必要な分しか出さないから節約できるかも…と考えるのなら、まずシャワーでかかる水道代の相場を知るべきです。

シャワーは必要な分だけ使うため、浴槽一杯分の水道代よりも安く済みそうな印象がありますが、実際のところ、そうでもないものです。

シャワーで1分間出しっぱなしにすると、60～100リットルの水を使います。

1分で100リットル、2分で200リットルと考えると、お風呂の浴槽一杯分の200リットルが2分で消費されることになります。

2分以内でシャワーを終えないと、お風呂よりも水道代がかかるわけです。

「お風呂に浸かる前にシャワーで体を洗う」という人なら、両方の料金が発生します。

お風呂一杯分、シャワー数分間の料金は、1回ずつならそこまで高くありませんが、節約したい人は手をつけやすい部分です。

まず、お風呂に入る時にはペットボトルを浮かべて水をかさ増しすれば、節約に繋がります。

半身浴にするのも水の使用量が減るので、浴槽一杯分の相場よりも安くできるはずです。

1.5リットルのペットボトルを10本浮かべて水のかさ増しをすると、1回15リットル、相場にして45円の節水になります。

1ヶ月で1000円以上の節約です。

ほかにも、市販の節水シャワーヘッドで水量を最大半分にすることができます。

合わせ技なら相場よりかなり安くできるでしょう。