気になる水道代!風呂の栓を忘れるとどうなるのか
お風呂の栓の閉め忘れは誰でも1度は経験しそうな失敗です。
すぐに気付けばいいのですが、中には1時間以上もお湯を出しっぱなしにしてしまうこともあります。
気になる水道代はいくらになるのかをチェックします。
お風呂の栓の閉め忘れ!水道代は1時間いくらになるのか
お風呂の栓を閉め忘れた時の1時間の水道代の計算です。
ここでは「早く溜まるように蛇口を全開にした」と仮定します。
水道料金の平均は1リットルあたりが0.18円ですので、お風呂に溜めるお湯の量と時間を合わせての計算が必要です。
全開にした蛇口から出るお湯の量は、平均すると1分で12リットルです。
1時間出し続けると以下のようになります。
【1分12リットル×0.18円×1時間=126円】
お風呂の栓を忘れて1時間お湯を出し続けると、水道代は126円かかることになります。
1度ならそこまで大きな金額ではないのですが、回数を重ねると、それなりに家計に響きそうです。
1ヶ月に1回やってしまうと、1年間なら1500円強になる計算です。
また、眠り込んでしまった時などは1時間では済まず、もっと長い時間、お湯を無駄に流し続ける可能性もあります。
お風呂は水道代だけではなく、ガス代または電気代もかかりますので、総合して考えると、家計に大きな損が出てしまうことになります。
スポンサーリンク浴槽の容量と無駄になった水の比較
お風呂の栓を忘れて蛇口全開にしてしまうと、1時間で720リットルが無駄になります。
ここで考えてみたいのは、一般的な浴槽の大きさです。
一般家庭にある平均的な浴槽は、容量が240リットルです。
栓を忘れて1時間で720リットル流しっぱなしになると考えると、かなりもったいないと分かります。
浴槽を満タンにしたと考えて、3回分を流してしまったことになるのです。
水道代、ガス代(または電気代)を考えると、やはり大損をした気分になってしまいます。
お風呂の栓の閉め忘れは、生活の中で避けたいミスのトップクラスだと言えます。
頼れるものは?最終的には自分の注意力
お風呂の栓忘れで水道代を無駄にしないためには、今のところ、自分の注意力に頼ることが一番です。
新築やリフォームした家なら自動的に栓が閉まる給湯システムがありますが、まだ数が少ないのが現状です。
給湯スイッチを押した時に「栓を閉めましたか」と聞いてくれるシステムもあるものの、少し古い賃貸ではやはりまだ未対応の物件が多い状況です。
最終的に頼れるのは自分の注意力です。
入れる時の確認やタイマーのセットで乗り切りましょう。
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