水道代実費の意味は?賃貸における実費と定額の違い

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賃貸物件において、水道代の支払い設定は「水道代定額制」「水道代実費」に分かれます。

 

どちらにもメリットやデメリットがありますが、水道代はライフスタイルに関わります。

 

自分にとって良い方法を選ぶべきです。

水道代実費の意味とは

水道代実費とは、「使った分だけ水道料金を払う」という意味です。

 

持ち家の人もこの支払い方法がほとんどです。

 

賃貸住宅では他に定額制がありますが、こちらは毎月決まった水道代を家賃に含めて徴収し、大家さんあるいは賃貸管理会社が、水道局に物件入居者分すべてをまとめて支払う方法です。

 

水道代実費の場合、使った分だけの水道料金を入居者が支払います。

 

これは大家や賃貸管理会社を挟まず、「入居者と水道局が直接契約している」状態になります。

 

請求書は水道局から送られてくるシステムです。

 

水道代実費の物件は、各部屋ごとに水道メーターがあります。

 

2ヶ月に1度、水道局のスタッフ、または下請け業者がこのメーターで使用量を確認し、水道代を算出して部屋の入居者に通知します。

 

支払い方法は各自治体で決められており、振込や口座振替など選べることがほとんどです。

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水道代実費のメリット・デメリットとは

水道代実費のメリットは、「使った分だけ支払えば良い」というのが最も大きいと言えます。

 

定額制以下の料金分しか水道を使わない人なら、納得のメリットです。

 

また、定額制物件で多少水道を多く使ってしまった人が、超過分を請求されることがあります。

 

定額制なのに後から請求されるのは納得いかなくても、実費なら納得して支払えると言う人も多いものです。

 

デメリットは「支払わないと水道を止められる」というものです。

 

水道は滞納してもすぐ止められることは滅多にありませんが、数ヶ月も滞納すれば流石に止められます。

 

この点、定額制の場合には家賃に水道代が最初から含まれているため、家賃を滞納しない限り、支払いを忘れる心配はありません。

どちらを選ぶかはライフスタイル次第

賃貸集合住宅に入居する時、水道代実費の物件と定額制の物件で迷う人も多いのですが、結局は自分のライフスタイルに合うか否かが重要です。

 

どちらにもメリット・デメリットがあります。

 

自分が普段利用する水道量やそれに伴う水道代、公共料金の支払い忘れの可能性などを総合して考えてみるべきです。

 

水道代は実費であるべきか、それとも定額制であるべきか、自分の生活を振り返って考えると、ベターな結論にたどり着くはずです。

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