通帳にあるCDネットとCDテスウリョウの意味
身の回りにある略号などが増えてきて、何が何だかわからなくなってしまうことがあります。
あまり自分とは関係の無いものであれば良いのですが、良く使うものや身近なものはきちんと略号の意味を理解しておかないと急に通帳に関する略号も普段はあまり気にしないかもしれませんが、正しい意味を理解しておくことは大切です。
CDネットとは何か
何気なく自分の通帳を見ていると、ところどころにCDネットという略号があります。
中には結構大きな金額がCDネットによって引き出されており、そんなに大きい金額の買い物をした記憶もないし、一体何なんだろうと疑問に思ったことがあるかもしれません。
結論から言いますと、このCDネットとは自分自身が口座を持つ銀行以外のATMなどからお金を引き出した際に記載される略号です。
CDネットのCDはCash Dispenserの略で「現金自動支払機」のことです。
なお、ADという略称はAutomatic Depositoryの略称で「現金自動預金機」のことです。
スポンサーリンク現在はATMでお金の預け入れも引き出しもできるのであまり意識しませんが、昔は分かれていたようです。
そのためATMから現金を引き出した時にはCDの仕事をしたのでCDネットと、そしてお金を預け入れた時にはADと記載されます。
CDテスウリョウとは何か
CDネットと同じところにCDテスウリョウと記載されている場合、CDネットは銀行提携ATMなどからお金を引き出すことですが、その際に支払った手数料がCDテスウリョウのことです。
恐らくCDテスウリョウのところの引き出し価格は105円や210円くらいかと思われますが、それは多くの場合のATM手数料がそのような値段設定だからです。
現在、多くのコンビニエンスストアやショッピングモールにはATMが設置されており、いつでも簡単にお金を引き出すことができます。
そのため、いつどこでお金を引き出したか忘れてしまいそうになるので、時折通帳をチェックすることも大切です。
通帳にCDネットやCDテスウリョウの略号があれば、その日付もチェックしてみましょう。
家計簿をつけたり、節約を考えたりするうえで助けになるでしょう。
さらに今は振り込め詐欺に代表されるネットやATMによる犯罪が増えていますので、通帳に全く身に覚えのないCDネットやCDテスウリョウを見つけた場合は、すぐに確認することが大切です。
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