家の中で無くした通帳はどこにある？

無くして困るものの一つが通帳でしょう。

無くしたけれども確実に家の中にあることが分かっている場合は、どう対処したら良いのでしょうか。

まず、もっとも速く対処しなければならないのは、入金されている通帳をキャッシュカードや印鑑と一緒に無くした場合です。

本当に家の中にあれば良いのですが、家の中にあるはずと自分が思っているだけで、実は外で無くしているという場合は大変なことになってしまいます。

基本的にはキャッシュカードがあっても暗証番号がわからなければATMで引き出せませんが、印鑑があってそれほど大きな額でなければ、銀行の窓口では引き出すことができてしまいます。

暗証番号も、プロが考えればひょっとして当たってしまう可能性もあります。

そのため、セットで見つからないという場合は、すぐに銀行に届け出るようにしましょう。

とりあえず電話をして通帳を無くしたことを伝え、名前や口座番号の他、住所や生年月日などを申告すればOKです。

営業時間外の場合も、自動機サービスセンターで対応してくれるところがほとんどです。

しかし、一定期間絶対に家から出ていないなど、確実に家の中にあるはずなのに見つからないという場合もよくあります。

大事なものだからこそ、誰にも見られないように奥底に隠してしまい、ついには自分でもわからなくなってしまうのはよくある話しです。

特に同居人がいる場合、絶対に見られたくない通帳などを家の中に隠すのは至難の業でしょう。

定期的に隠し場所を変更していると、さらにわからなくなる可能性が高くなります。

そんな場合でも、多くの人が隠し場所にするところというのはだいたい決まっています。

金品を家の中に置く場合、同居人に見られる以上に空き巣対策をすることが必要で、金庫など頑丈な鍵のかかるところがあればそこが一番です。

しかし、そういったものがない家庭の方が多いことでしょう。

ある調査によれば、箪笥の下着の中や使わないカバンの中などに隠すと答えた人が多かったようです。

また、押し入れの奥の使わない布団に挟んだり、食器棚や冷蔵庫の中に隠す人も多いようです。

鍵のかかるものというと大げさに考えてしまいがちですが、本とそっくりな形をした手軽な金庫もあるのでオススメです。

非常に良く出来ているものが多いので、本物の本の間にさりげなく立てておけば、見つかる可能性は低いのではないでしょうか。