通帳発行手数料の勘定科目はどれ?

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特に初心者であれば、経理の勘定科目はどれにすればよいのか、迷ってしまう人も多いはずです。

 

例えば、通帳を再発行した時にかかる通帳発行手数料などは、どれに当たるのでしょうか。

通帳発行手数料の勘定科目は?

通帳発行手数料は、支出した際には会社費用として経費処理することができます。

 

勘定科目は、支払手数料で仕訳すると良いでしょう。

 

また、通帳の再発行にかかった手数料も、勘定科目は同じく支払手数料でOKです。

通帳発行手数料がかかる理由

ネット銀行などは取引をすべてオンラインで行うので、明細の確認もオンラインのみで、通帳も発行されないというのが普通です。

 

窓口のある都市銀行でも、取引明細などをオンラインで確認できるところが増えています。

 

それに伴い、銀行で紙の通帳を発行する際に、一定額の通帳発行手数料がかかるようにしているところが少なくありません。

 

紙の通帳による明細確認ができないことに不安を感じる人がいるかもしれませんが、慣れてしまえば通帳がなくてもそれほど不便と感じることはないでしょう。

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また、一定期間取引されていない口座が自動的にオンラインのみの口座に切り替わるようにしている銀行もあります。

 

一旦オンラインに切り替えると、その後再び通帳を使用することはできなくなるので注意しましょう。

 

手数料の金額は1,000円程度としているところがほとんどです。

 

通帳発行手数料が導入される背景には、銀行の経費削減という目的があります。

 

紙の通帳を発行するとなれば、印紙代や人件費といった莫大な経費がかかるからです。

 

また、通帳を紛失してしまうと、必要な場合は再発行することになりますが、その際にも通帳発行手数料がかかるところがあります。

勘定科目が支払手数料になるケース

通帳の他に、銀行のキャッシュカードなどもネット銀行では手数料がかかる場合があります。

 

ネット銀行は一般的にキャッシュカードは発行しないのですが、多くの銀行では希望すれば、手数料を支払うことで発行することができるようになっています。

 

キャッシュカードを発行するための金額は、通帳発行手数料と同じく、1,000円程度としているところがほとんどです。

 

この場合も、通帳発行手数料と同じく、勘定科目は支払手数料となります。

 

このように、何かしらの手数料を支払った際には、支払手数料の勘定科目で仕訳すれば良いと覚えておくと良いでしょう。

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