通帳を解約した時の仕訳は?

スポンサーリンク

経理の勘定科目は、仕訳が紛らわしいものもあるので、どれにするのか迷ってしまうことは多々あるものです。

 

例えば、通帳を解約した時に残高が現金として入ってくることがありますが、この現金はどの仕訳にすれば良いのでしょうか。

通帳を解約した時

通帳が一つだけというのは一目ですべて見通せてとても便利なものですが、やはり複数の通帳を持って使い分ける方が受けられるメリットもたくさんあります。

 

もしも銀行に何かあった時に、すぐに現金を引き出せなくなってしまうというのは困るからです。

 

だからといって、あまりたくさんの口座を開設してしまうと、今度は管理するのが大変になってしまうでしょう。

 

そのため、もしも管理できていない場合はあまり使っていない通帳をいくつか解約してしまい、少数にまとめてしまうのがオススメです。

 

解約した通帳に残高があった場合は、その分を別の通帳に移すなどすることになります。

 

この場合、解約した通帳から現金を出金し、別の通帳に入金したということになるので、仕訳は振替で良いでしょう。

 

また、残高が1,000円など少ない金額しかなかった場合は、手元現金にすることもあるはずです。

スポンサーリンク

そのような場合は、「現金1,000/普通預金1,000」とすればOKです。

 

もし解約したのが登録されていない口座であったならば、仕訳は雑収入で良いでしょう。

仕訳の覚え方

経理を始めたばかりだと、仕訳がどれになるのか、わからなくて困るものです。

 

そんな時は、最初に勘定科目について覚えていくと良いでしょう。

 

「資産」「負債」「純資産」「費用」「収益」という5つの中に、どのような勘定科目があるかを先に把握しておくと、スムーズにいくはずです。

 

その後、作業している間に出てきた勘定科目を一つずつ、どこに分類されているかをチェックしていくと、だんだん覚えていけます。

 

「資産」と「費用」の2つは増える場合は借方、減る場合は貸方となり、「負債」「純資産」「収益」の3つは増える場合は貸方、減る場合は借方、と逆になることを覚えてしまいましょう。

 

この中で、「負債」と「費用」、「純資産」と「収益」は、最初の内は少し区別がつきづらいために、注意が必要です。

 

意味を考えると似ているようにも思えるのですが、実際には逆側に書かなくてはいけないので気を付けましょう。

 

後は慣れなので、どんどん経験を積んでいくだけです。

スポンサーリンク