重役の読み方は「おもやく」「じゅうやく」どちらが正しいのか

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部長や相談役、社長などの役職の人たちのことを「重役」と呼びます。

 

皆さんはどのような読み方をしていますか。「おもやく」ですか?それとも「じゅうやく」?

 

もし呼ぶ機会があったとして、間違えていた場合恥ずかしいですよね。

 

上司に「今度の重役会議に使うための資料を集めてきました」など、意外な場面で使うこともあります。

 

万が一の事態に備えてどちらが正しい呼び方なのか、考えてみましょう。

重役の読み方は「おもやく」か「じゅうやく」か

新入社員として会社に勤めることになったときに「重役」という単語を聞くようになると思います。

 

学生の方は今まで使用してこなかった言葉のため、どのような読み方をするのか分からない人もいるでしょう。

 

この呼び方ですが、「おもやく」と「じゅうやく」どちらも正しいといえます。

 

漢字の意味としては、責任が重い役割や役職のことを指しています。

 

古くは徳川幕府や大名家の位の高い役職についていた人のことをそう読んでいました。

 

老中や家老などのことです。

 

その後、会社の社長や銀行の頭取などが、テレビドラマや小説内で「重役」として呼ばれているのが流行り、若い人たちの間でも重役という漢字が浸透していったのでしょう。

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類語には、大役や重大任務、大任などがあります。

 

責任が大きい立場になることをあらわしています。

 

重役は「じゅうやく」と呼ばれるのが一般的です。

 

しかし「おもやく」と呼ぶ人も少なくありません。

 

「おもやく」と呼んだからといって失言ではないので、自身の上司や同僚がどのように呼んでいるかを確認してから発音した方が良いでしょう。

 

上司や同僚にとっては「おもやく」の方がメジャーかもしれないからです。

重役の色々な呼び方

重役は「おもやく」や「じゅうやく」の他にも「ぢうやく」や「ぢゆうやく」の読み方もあります。

 

これらの読み方は今ではあまり見ることはありません。

 

「ぢうやく」や「ぢゆうやく」は歴史的仮名遣いだからです。

 

歴史的仮名遣いとは、戦前まで使用していた仮名遣い(ふりがなの読み方)のことです。

 

戦後、内閣による公示により「現代かなづかい」が基本になるまで利用されてきました。

 

現代かなづかいとは、現代の小・中・高で私たちが習っている仮名遣いのことです。

 

現在では歴史的仮名遣いは日常生活では利用されず、古典文学作品の仮名遣いとして見られる程度です。

 

内閣の国語改革により、歴史的仮名遣い「ぢゆう」は現代仮名遣いの「じゅう」と改められました。

 

今では古い小説などで重役の読み方として「ぢうやく」や「ぢゆうやく」が出てきます。

 

このように「ぢゆう」が「じゅう」へと変化して「じゅうやく」という読み方ができたのです。

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