「月報」は何の略で使われている?どんな特徴があるの?

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企業に勤務していると、上司から報告書の提出を求められることがあります。

 

その中の一つである「月報」とは何の略で使われていて、どんな特徴があるのでしょうか?

 

意味が分かれば、その報告書にどんな情報を掲載するべきかが見えてきます。

月報とは「月に1度提出する報告書」のこと

月報が何の略かというと、月間報告書の略称だと考えられます。

 

月間なので、報告する頻度は月に1度、その月の情報をまとめて報告する報告書なのだというザックリとした意味が分かるのではないでしょうか。

 

月報は、個人単位で提出が求められることもあれば、チーム単位とか組織単位ということもあります。

 

報告する内容は、その月に行った活動に対する成果や結果を、数字やデータにまとめます。

 

特に企業でプロジェクトに取り組んでいる場合には、進捗状況などを細かく、そして分かりやすくまとめて報告書にすることが多いでしょう。

 

月報は、組織内で上司から提出を求められることが多いだけでなく、マネジメント層へ提出する書類として使われたり、取引先や株主などに対して提出する書類になることもあります。

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日報や週報との違い

一定の期間をまとめて提出する報告書には、月報の他にも日報や週報などがあります。

 

これらは、ただ報告書を作成する頻度が違うというだけではなく、そこにどんな内容を記載するべきかという点も若干異なります。

 

例えば日報の場合には、組織や部署という大きなチームで作成することは少なく、多くの場合には個人が作成して、部下から上司へ提出するという位置づけとなります。

 

記載する内容は、主に現在どんな活動をしているかという点がメインとなります。

 

週報は何の略かというと、週間報告を略したもので、1週間という区切りごとに作成して提出する報告書という位置づけです。

 

日報ではその日の活動内容を記載するのがメインですが、週報となると、どんな活動をしているかという報告だけでなく、その活動に対する成果や進捗状況も含めた報告が求められます。

 

日報や週報は、社外向けの報告書として使われることは少なく、主に社内でのプロジェクト管理や進捗管理などの目的で使われます。

 

対外向けの書類として使用される可能性があるのは、月報です。

 

また、社外向けの月報では、個人単位での報告ではなく、組織という大きな単位での成果や結果を公表したり報告することが目的となります。

 

そのため、月報でも、社内向けで上司への報告を目的としたものもあれば、社外向けの報告を目的としたものもあり、目的によって必要な情報は異なります。

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