再試の評価方法について!出席点や小テストの点数はプラスされる?

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大学で再試を受けた場合、その評価次第で、該当科目の単位を獲得できるかどうかが決まります。

 

もちろん、再試を受けずに済むことが理想的ではありますが、もしも本試験で十分な及第点を獲得できなかった場合には、再試で何点取れるかがとても重要です。

 

この評価方式や採点方法においては、普段の出席点や小テストで獲得した点数なども配慮してもらえるのでしょうか?

出席点や小テストの評価は本試験と合わせて評価されている

大学の評価形態では、試験の点数が全体の何割を占めるか、また出席点や小テスト、課題の提出など、普段からコツコツ獲得できる点数の割合が全体の何割を占めるかが異なります。

 

どんな要素が評価過程でどのぐらいの割合を占めているかに基づいて計算され、それでも及第点に満たないと判断された場合に限り、大学の教授は再試を通告するわけです。

 

つまり、この通達を受けた時点で、すでにこれまでの小テストや出席が加味されており、それでも点数が不足していたと考えられます。

再試の評価方法はどうなっている?

再試の評価方法では、多くの大学で60点を点数の上限と設定しています。

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再試で仮に満点の100点を獲得したとしても、本試験ではないという理由で、獲得点数は60点とされるのです。

 

すべての大学において適用されているわけではないものの、国公立の大学の多くではこのルールを採用しているので、実際には60点以上獲得していても、60点以上の評価にはならないでしょう。

 

そこから先については、大学によって対処が異なります。

 

再試で獲得した点数と本試験で獲得した点数の平均によって再計算する大学もあれば、再試となった時点で評価対象から除外され、及第したかどうかのみが成績表に残るという大学もあります。

 

また、再試で獲得した点数が全体の60%以上でなければ及第とならない大学もあります。

再試の時点で高評価は期待できない

大学における再試は、卒業に必要な単位を獲得できるかどうかというギリギリの瀬戸際で行われるもので、いわば大学が与えてくれるセカンドチャンスと言っても過言ではありません。

 

そのため、再試で高得点を取ったからと言って、その科目の評価が5とかAになることは期待できません。

 

仮に高得点を獲得しても、本試験でその得点を獲得した場合と比較すると、成績表に記載される評価には大きな差があるでしょう。

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