大学で当日に急に補講が入ることはよくあることなのか？

大学の授業では、教授の都合などで授業を普段通りに行えない時に、振替という意味合いで補講が行われます。

これは、当日に急に入ることはよくあることなのでしょうか？

大学の補講は、一般的には前もって決められています。

学生も都合がありますから、急に「今日の午後、2時間後に補講を始めます」とか「今から補講をしましょう」と言っても、他の授業とかぶっている学生がいたり、その時には授業がないために大学のキャンパスにおらずアルバイトを入れている学生もいるかもしれません。

学生にも事情があることは大学側も承知しているため、教授の都合とはいえ今からすぐにとか、当日急に補講を入れることは多くはないのです。

通常は数日前、時間に余裕を持たせてくれる教授の場合には1週間ぐらい前に補講の日時が決まります。

教授からお知らせがあったり、掲示板へ張り出されるなどして、教授の側もできるだけ前もって学生へ通知するための努力をすることが多いでしょう。

ただし、教授がどうしても当日でなければ補講ができないということがあるかもしれません。

その際には、急に補講を入れざるを得ないこともあるでしょう。

そう考えると、当日に大学の補講が入る可能性はゼロではありません。

ただし、急に補講を入れた場合には、出席できない学生がいることを考慮してくれるケースが多いです。

もしも当日に急に補講が入った場合でも、それは授業としてカウントされるので、出席しなければいけません。

もしも他の授業とかぶっている場合には、物理的に2つの授業へ同時に出席できないため、教授に前もって理由を伝えておけば、欠席することによるペナルティは避けられるでしょう。

しかし前もって理由を告げることなく、急に入った補講だからという理由で欠席してしまうと、それは授業を欠席した場合と同じ扱いとなってしまいます。

出席を重視する大学だと、その欠席が後から大きなマイナスの影響を与えるかもしれません。

それに、その授業中に出された課題や学んだ内容についても、欠席してしまうと分からなくなってしまいます。

そう考えると、大学の補講が急に入る場合でも、最大限の努力をして出席することが重要だと言えるでしょう。

アルバイトが入っている場合には、補講が入ると分かった時点で速やかに上司へ連絡するなど、速めに行動することによって周囲からも理解を得やすくなります。