大学の補講が日曜日になることはよくある？

大学の補講は、教授の都合に合わせて行われます。

忙しい教授だと、なかなか平日に時間を確保できず、土曜日や日曜日などの週末に補講をせざるを得ない状況が生まれることもあります。

通常の授業が入っていない週末にわざわざ大学へ足を運ぶことは、学生にとっては大きな足労となるわけですが、これはよくあることなのでしょうか？

基本的に多くの大学では、補講はできるだけ平日の日中に入れる方向でスケジュール調整します。

しかしそれが難しい場合には、やむを得ず土曜日や日曜日に入れなければいけないことになります。

日曜日に補講を入れることに関しては、教授も学生に対して申し訳ないと思っていることが多いものです。

そのため、出席できなかったとしても大目に見てくれる可能性はあるかもしれません。

ただし、日曜日という誰もが大学に足を運びたくない曜日に行う授業に出席することを、大きく評価する教授は存在します。

その場合、面倒だなと思っても気合を入れて出席することで得られるメリットは、期待以上となることもあります。

日曜日の補講に出席したほうが良い理由は、いくつかあります。

1つ目の理由は、教授が特典を与えてくれる可能性が期待できるからです。

もちろん、すべての授業で、日曜日の補講と特典がセットになっているわけではありません。

しかし、例えば試験の内容を一部教えてくれるとか、出席点を普段より多くカウントしてくれるとか、またこれまでの欠席や遅刻の回数を減らしてくれるなど、教授からの学生への歩み寄りが期待できるケースは多いです。

少しでも評価をアップしたいと考えるなら、日曜日の補講は他のスケジュールを調整してでも出席したほうが良いでしょう。

2つ目の理由は、成績や評定にとってプラスとなるからです。

上記のような教授からもらえる特典もあるでしょうし、出席点がアップすることによって、成績表での評価が高くなりやすいというメリットが期待できます。

3つ目の理由は、教授からの心象が良くなるからです。

教授も人間ですから、面倒だなと思っている時に大学のキャンパスまで通学してくれる学生に対しては、とても良い印象を持ちます。

そうしたプラスのイメージが、のちにどんな恩恵をもたらしてくれるかは、補講に出席する段階では分からないかもしれません。

もちろん、何かを期待するから日曜日の補講に出席するわけではありません。

補講とは言え通常の授業と内容は同じなので、欠席すると学べない事があるでしょうし、課題なども出席すれば漏れることなく理解できるのではないでしょうか。