土日の両日働けないと飲食店のバイトは無理なのか？

飲食店の書き入れ時はやはり土日です。

そのため、バイトの求人情報を見ると、土日に入れる方歓迎という条件が多いですし、中には土日のみの募集という案件もあります。

そうなると、土日に働けない人は飲食店でのバイトが厳しくなるかもしれません。

では、実際のところ土曜日と日曜日の両日ともに入れないとバイトは見つけられないのでしょうか？

大前提として、飲食店の場合土日は週のうち最も忙しい曜日ですので、バイト求人としてはやはり両日入れる人を優先的に採用する、もしくはその条件で求人を出すことが多いです。

飲食店は、それほど忙しくない平日は固定のメンバーで対応して、忙しくなる土日だけバイトを入れるという人員配置をしているのです。

そのため、少なくてもバイトという働き方をするのであれば、両日入れないと採用は厳しくなります。

そのため、求人情報では「土日に入れる方」といった条件が記載されていなくても、面接の時に土日の勤務は可能か聞かれることがほとんどです。

完全に毎週入れないとしても、月のうち半分くらいは両日どちらでも可能ですということであれば、採用のチャンスは出てくるかもしれません。

しかし、全く土日は働けないというと、かなり採用の可能性は下がってしまうでしょう。

とはいえ、こうした条件は飲食店の経営形態やお店の種類によります。

個人経営であるとか、居酒屋のように夕方からのオープンとなるお店の場合は、従業員の総数も少ないため採用条件が厳しくなってしまいます。

一方で、平日も土日も関係なく一日中オープンしていて、お店の規模が大きいチェーン店などの場合は、よりシフトに融通を利かせられます。

また、土日はむしろ学生のバイトが多く希望してくるので、主婦などのパートタイマーは平日のみのシフトなることもあります。

さらに、24時間営業の店舗の場合、夜勤であれば特に曜日に関係なく入れるというところもあります。

このように、飲食店で働きたいと思っているものの土日は難しいというのであれば、毎週両日はできないとしても、月のうちの数日は入れるように予定を調整してみると良いでしょう。

全く土日は入れないのであれば、シフトを柔軟に変えやすい比較的規模の大きなチェーン店で求人を探すことができます。

多少選択肢は狭まってしまいますが、じっくりと探せば希望するスケジュールでの求人を見つけられるはずです。