後日の範囲は常識的に何日後までなのか?

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日常のなかで、後日という言葉を耳にすることがあります。

 

たとえば、「後日、改めてご連絡します」などといったやり取りを、私たちは頻繁に行っています。

 

では、後日の範囲はいったい何日後までを指すのでしょう?

後日は便利な言葉

私たちは、仕事だけでなく日常生活においても、優先順位をつけながら物事を進めています。

 

一例をあげると、病院へ行った帰りに夕食の買い物へ行くのも、通院が最優先の行事であるという明確な順位づけがあります。

 

仕事に置き換えて説明すると、今取りかかるのが難しいけれど相手が存在する業務がある場合には、あとで対応する旨を伝えなければなりません。

 

このような場合、後日という言葉は優先順位の高い仕事を片づけてから、相手に連絡することが可能になる便利な言葉になるでしょう。

 

ただし、相手を待たせているという点において変わりはありません。

 

そのため、この言葉がいくら便利でも待たせ過ぎることにより、相手との信頼関係を失う恐れがあるのを忘れてはいけません。

後日の範囲は何日後まで?

便利な言葉こそ、常識を持って使用しなければなりません。

 

後日とは、この言葉を使った日以降のことを指すため、極端に言えば3か月後もその範囲に含まれます。

 

しかしながら、相手が存在する以上待たせ過ぎは良くありません。

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では、常識的に考えてその範囲は何日後までを指すのでしょう。

 

これは、範囲に何日後までという定義があるものではないため、それぞれの価値感に委ねられることになります。

 

だからこそ、常識的な使用が求められるのです。

 

そして、多くの方はこの範囲を2〜3日と捉えています。

 

もちろん、仕事での付き合いなのかプライベートなのかでその範囲に違いは生じますが、一か月以上相手を待たせてしまうと非常識に感じる方が多いようです。

後日の範囲はどう使い分ける?

後日が何日後までを指すのかは、相手との関係性により異なります。

 

仕事で関わる相手には、後日といってもできる限り早くアクションを起こしたほうが、引き続き良好な関係が築けます。

 

ただし、手元にある業務の優先順位が高く対応が後回しになるようなら、いつになったら対応可能なのか必ず連絡してください。

 

これは、後日と連絡してから遅くても3日以内に行うようにしましょう。

 

友人や趣味仲間などのプライベートで付き合う間柄であれば、仕事ほど神経質になる必要はありませんが、1週間が許容の範囲になります。

 

関係性が近い相手には、気を許しているという理由から、後日の範囲をとくに意識することはないかもしれません。

 

しかしながら、アクションを待つ相手にとって待ち時間が長いほど、不快な気持ちも大きくなります。

 

「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがあるように、後日の範囲は常識的に認識しましょう。

 

後日という言葉は、定義がある訳ではなく、何日後までという指定がありません。

 

そのため、個人の判断によりその範囲が決まるのですが、その範囲があまりにも大きいと相手に不快を与える恐れがあります。

 

このような背景から、相手との関係を良好に保つために常識的な使用が求められます。

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